皮膚内の角質細胞間脂質と皮脂が少なくなって、皮膚から水分の蒸発抑制力が低下し、皮膚からの水分が蒸発すると肌が乾燥します。これが乾燥肌です。
角質細胞間脂質と皮脂が低下するのは、アトピー性皮膚炎などの遺伝的な体質によるものと、加齢や化粧品(石鹸)などによる後天的なものがあります。
先天的なものは予防することは難しいのですが、後天的なものは、日常生活に起因するものですから、生活環境の改善や、普使っている化粧品等の見直し、化粧水等の使用方法を工夫することで改善させることが出来ます。
そのためには、正しい化粧品(化粧水)を選んで正しいスキンケアを行うことが大切です。
スキンケアの最大のポイントは、使用する化粧品(化粧水)や石鹸選びです。
スキンケアの基本は、しっかりと皮脂を落とし、きちんと保湿することですから、極端に洗浄力の弱い石鹸を使用すると、皮脂が肌に残って、それが原因で肌あれや老化を引き起こしてしまいます。
このため、化粧品(化粧水)や石鹸は、自分の肌が耐えられる程度で、皮脂が落ちるものを選びたいものです。
また、洗浄後、お肌がつっぱるようであれば、しっかり保湿しましょう。
このため、保湿機能のある化粧品(化粧水)を選ぶことが大切です。
保湿で最も効果があるのがセラミドと呼ばれる保湿剤(保湿成分)ですが、値段が高めですので、ヒルアロン酸配合の保湿剤であれば、セラミドほどの効果はありませんが、低価格で充分保湿効果も期待できます。
見た目年齢を若くするアンチエイジング