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FXのスワップ金利とは
FXでは、保有しているポジション(建玉)を決済することなく、買い持ち(売り持ち)の状態を続けると、1日ごとに金利が発生しますが、この金利のことを「スワップ金利」あるいは「スワップポイント」といいます。

このように、ポジション(建玉)を翌日に持ち越して、決済を先延ばすことを「ロールオーバー」といいます。

すなわち、ポジション(建玉)をロールオーバーすれば、1日分の金利差としてスワップ金利が発生し、それによって、金利差損益が生じるということになります。

このように、スワップポイント(スワップ金利)を受け取ることが出来るところが、FXが人気を集めている理由の一つとなっております。

スワップポイントとは、金利の低い通貨を売って金利の高い通貨を買う取引を行ったときに、金利差分を受け取れるという仕組みなのです。

例えば、円を売って1万ドルを買った場合、豪州の金利が3.25%で、日本の金利が0.1%だとすれば、3.25% − 0.1% = 3.15% が金利差になります。

為替レートが1豪ドル=90円だとすれば、1年間に得られるスワップ金利を単純計算すると、3.15(%) × 90円 × 1万通貨 = 28,350円となり、豪ドル/円の1日当たりのスワップ金利は、28,350円 ÷ 365日 = 77.67円 となります。


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