専業主婦のいる家庭にふさわしい保険を選ぶにあたっては、夫の死亡保険や医療保険の備えを優先しましょう。
夫にもしものことがあると、家族全員の生活に深刻な影響を及ぼすからです。
生命保険を考えるにあたっては、まず、家計の中からどのぐらいの予算を保険に回せるかを考えましよう。
出来れば、必要な保障を十分に用意したいものでしょうが、保険料が家計を圧迫するようでは本末転倒となります。
今の生活を守りながら、将来に備えたお金の使い方を、夫婦いっしょに目標を語り合いながら考えてみましょう。
死亡保障を考えるにあたっては、残された家族の生活や学費などの実際に必要となる金額から、社会保険等でカバーされる公的保障分である「遺族年金」や、そのほかの要素を差し引くことで必要保障額を算出することができます。
遺族年金は、加入中の公的年金の種類に応じて受け取る内容が異なりますので、職業や社会保険の内容、収入額などに基づいて、必要保障額を計算しましょう。
夫婦が若く子供がいないうちは、夫婦ともに高額な死亡保障は必要ありませんが、近い将来、子供がほしいと考えているのであれば、保険料が安い若いうちに、早めに高額保障を確保しておくのも良いでしょう。
夫婦の医療保障は、年齢に応じて備えましょう。夫の医療保障は、入院時にかかる費用をカバーするため、入院日額10,000円程度の医療保険がお勧めです。また、30歳以上になったら、生活習慣病やがんなどに備えましょう。
妻の場合は、妊娠や出産に備えて、女性特有の疾患をカバーする医療保険を準備しておくと安心でしょう。
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