妊娠初期の女性にとって葉酸は、胎児を健康に育てる効果があることから、厚生労働省から摂取がすすめられているほどですが、大量に摂取することによるリスクがあることも知っておくことが大切です。
葉酸を大量に摂取した場合のリスクとしては、妊婦自身が発熱や蕁麻疹を起こしてしまう、生まれた赤ちゃんがぜんそくにかかりやすくなってしまうなどのリスクがあることです。
また、ビタミンB12欠乏症の診断を困難にしてしまうリスクもあるといわれています。
このため、いくら体に良く、また、生まれてくる赤ちゃんの成長を助けるとは言っても、ただ無暗に大量に摂取すれば良いというものではありません。
妊娠を計画している女性に望ましい量は1日400μg、妊婦への推奨量は440μgです。葉酸400μgを摂るには、ほうれん草なら約200g、1把分に相当します。
決して少ない量ではありませんが、食材や献立、調理法を工夫し、葉酸たっぷりの食事を目指しましょう。
葉酸をしっかり摂りたい方は、サプリメントなどを利用するのがベターかもしれません。
その際は、説明書に書いてある摂取方法を必ず守り、多量に摂りすぎないように注意しましょう。
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