事故車といえば、交通事故で損傷を受けた車だと受け取られがちですが、実際は少し違います。
交通事故に限らず自動車のフレーム(骨格)に大きなダメージを受けて交換または修理した経験のある車を言います。
そして、これは、自動車公正取引協議会、日本自動車査定協会、中販連が定めた規約で表示することが義務づけられています。
日査協、中販連、公取協などの統一基準として、交換・修正すると事故車(修復歴車)と定義されている部位は、 フレーム(サイドメンバー)類、クロスメンバー類、インサイドパネル類、ピラー類、ダッシュパネル類、ルーフパネル類、フロア(トランクフロア含む)、ラジエータコアサポート、バックパネルです。
フレームを損傷すると走行機能に大きく影響を受けため事故車となりますが、走行に影響のない、フェンダー、バンパー、ドアなどは事故車には入りません。
中古車販売店の広告などをよく見ると、「修復歴有」と記入されて掲載されていることがありますが、これが、事故車のことなのです。
改造車とは