エコカーの代表的なものがハイブリット車(HV)でしょう。ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせで、お互いの長所を生かして燃費向上と排気ガスの低減を実現する、環境にやさしい車です。
搭載しているハイブリットエンジンは、省エネを実現することによって、ユーザーへの経済的負担を軽減すると同時に、環境対策にも貢献しております。
ハイブリット車(HV)を更に発展させたものにプラグイン・ハイブリット車(PHV)があります。
これは、HVに使用している電池を大型化して、家庭用電源(プラグ)からも充電できるようにした車で、フル充電状態であれば、電気だけである程度の距離を走行できるため、短距離移動に限定すれば燃料補給の必要がありません。
ただし、長距離走行する場合はHVと同様に使えます。価格は、電池を大型化した分だけHVより高価になります。
電気自動車(EV)は、電池に蓄えた電気をエネルギーにして走る車で、排気ガスが一切排出されないというメリットがありますが、電池だけで走行するため持続距離は短くなり、それだけ、用途は限定されます。価格もガソリン車より高く、その差額を回収するまでには10年以上かかるといわれています。
走行距離は電池の性能に左右されるとともに、電池が高額であることから、メンテナンス費用の大半は電池交換のための費用に費やされます。
最近では技術進歩に伴って、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池が実用化され、1充電で走行できる距離も小型乗用車では200kmを超えており、充電時間も15分〜1時間で行うことも可能となっています。
改造車とは