慢性的な人手不足に悩んでいる医療業界に努めている看護師にとって、今勤めている職場を退職したいという意思を伝えるタイミングはとても悩むところです。
ベストなタイミングは、「退職の意志が固まったとき」でしょう。
これを無暗に先延ばしにしていると、後任者の手配や新規採用ができない、あるいは、引き継ぎの時間がないなど、職場に大きな迷惑をかけることになり、そうなると、円満退社は益々難しくなってしまいます。
結婚することが決まったらまず上司に報告し、その時点で、退職を考えていることを伝えておきましょう。
もし、引き止められたら、一旦保留にして間合いを取って、後日、家族と相談したうえで退職を選んだことを伝えます。
妊娠がわかったら、その時点で報告し、これを機会に退職の意思を伝えます。同時に、いつまで勤務するつもりなのかも伝えておくと、希望の時期に退職しやすくなります。
もし、信頼できる上司がいる場合は、いきなり退職願を提出するよりも、相談という形で、退職を考えていることを前もって話しておくと、正式な退職を申し出る際に受け入れられやすくなります。
上司が信頼できない場合は、転職先が決まってから切り出しましょう。その時期は、就業規則に定められている期間よりも早めに伝えることが大切です。すでに転職先が決まっており、退職時期を決めたいと持ちかけます。
夫の転勤による転居の場合は、転居までの期間が短いので、決まったらすぐに報告しましょう。
もし、夫が転勤族の場合は、転勤時期が近づいたら、そろそろ転勤があるかも知れないと予告しておけば、話はスムーズに進められます。
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