中古物件への投資は、すでに建てられているアパートやマンションなどに投資を行うことになります。
新築物件への投資にはない様々なメリットがあります。
その一つは、入居者がいる状態でアパートやマンションを引き渡すことが多いため、最初から、家賃収入が期待できる場合があるということです。
さらに、新築物件に投資をするよりも収益性が高く、利回りが高いのが一般的です。
また、中古物件は建物の償却期間が短めであるため、減価償却費を多めに計上することができ、節税対策にもなります。
そして、中古物件は、外観、部屋の内部、内装、設備の痛み具合、入居者の入居の状況など、実際に物件の状況を見てから購入を決めることができるという、新築物件の投資にはない独自のメリットがあります。
入居の状況を把握すれば、利回りの高い物件を購入することも不可能ではありません。
ただし、部屋の配管などの水回りなどは、素人が外から見て判断することはできませんので、これらの傷み具合を確認したいときは、専門の業者に依頼する必要があります。
中古物件に投資することのデメリットとしては、新築物件の投資に比べ、銀行のローンなどの融資をしてもらいにくいということです。
さらに、中古物件特有のデメリットとして、予期せぬ修繕費がかかってしまう場合があることです。
給湯器やキッチンなどの設備、クロス、床などの内装などに故障や傷みが見つかった場合は、その修繕費用を負担しなければなりません。
また、中古物件には、運用できる年数が短いという大きなデメリットがあります。
ただし、同じ中古物件でも、築浅物件であればこの限りではありません。
築浅とは、建ててからそれほど年数が経ってない中古物件のことですが、一般的には築後5年以内の物件を築浅と言うことが多いようです。
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