東日本大震災における福島第一原発事故は、土壌汚染のみならず、海水や水道水をも放射能汚染をするという事態を引き起こしました。
しかし、単に放射能物質と言っても、地球上に自然に発生し、存在している放射性物質と、原発や核実験など、人工的な核分裂によって発生する放射性物質の2種類があります。
自然発生している放射性物質としては、太陽や恒星からの宇宙線による放射線と、大地に元々存在しているカリウム、ウラン、ラドンなどがあります。
そして、これら放射線を浴びた食べ物などを口にすることによる被ばくも含め、人間は恒常的に、微量の被ばくを受けているのです。
一方、核実験や原子力発電など、人工的な核融合・核分裂によっても放射線が発生し、これが放出されると、海水や大気を通じて世界中に拡散します。
放射性セシウムやストロンチウムなどは、ごく僅かですが、自然発生しているものもありますが、現在、地球上にある大部分のものは、核実験などによって蓄積されているものです。
いずれにしろ、これらは微量であれば、人体に大きな悪影響を与ることはありませんが、ある程度の量を継続的に被ばくすると、体に様々な影響を及ぼし、場合によっては、機能障害にも繋がってしまいます。
純水の種類と特徴