普通の動物病院の診療日記

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shu

小さな町の動物病院の獣医師です。

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飼い主さん向けのセミナー

最近、腫瘍の症例が増えてきました。

僕の病院でも腫瘍の摘出手術も多くなり、抗癌剤を使用して治療する機会も多くなりました。

 

そうなると当然いろいろな情報が欲しくなり、勉強しなければならなくなります。

セミナーや勉強会も増えてきます。

 

本日、腫瘍や安楽死について書き込んでくださった方がおられましたが、11月3日に東京の有明で以下のようなセミナーがありますよ。

 

東京近辺にお住まいの方でお時間とご興味のある方は参加してみられてはいかがでしょうか。

 

ペット・オーナーのためのグリーフマネジメント講演会

1.ぺットロスと向き合うには
 〜ご家族やご自身を支えるために
2.ペットが安らかな最期を迎えるために
 〜安楽死という選択肢の中で・・

 

すいません、貼り付けておいたURLは無料で閲覧できるページでしたが、無料であっても無料会員登録して、IDとパスワードをもらわなければならないみたいです。

どこか他で見てもらえるところがないかどうか、探してみます。

ご迷惑をおかけしました。

ごめんなさい。

 

-----------------------------------------------------------

 

これはどうだ!?

 

http://vmn-s.jp/2006-11_B.html

 

-----------------------------------------------------------

 

大丈夫みたいですね。

上のURLを見てくださいね。

ふう〜(笑)。

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この記事への返信
偶然ここを見つけて、ほとんど毎日立ち寄ってます。とっても勉強になる事ばかりで、感謝しています。
兄が大動物の獣医ということもあって、とても獣医さんが気になる存在です。
ところで、うちには18歳の猫がおりました。去年の12月に巨大結腸症の手術をし、一時期は目が見えなくなり、食事を摂らずもう無理だろうと思っていたところ、奇跡的に、三途の川から戻ってきました。しかし、その後、やはり体力が落ちていたことと、加齢により今年の7月に亡くなりました。
その直後に今度は16歳の猫の舌の付け根に腫瘍を発見。
18歳の子が亡くなって四十九日の3日前に亡くなりました。
あっという間の出来事でした。
腫瘍が発見された時、真剣に、痛いとか苦しいとか、食べたいのに食べられず、お腹をすかして死んで行くのなら、安楽死を考えました。しかし、ほとんど考える時間も無く、逝ってしまったのですが、ペットロスってこういう事なんだなって、とてもよくわかりました。
こういうセミナーに行くことで、この何とも言えない潰れそうな気持ちが、癒されるものなのでしょうか?
毎日、2つの骨壷を前に思い出とグルグルしています。
Posted by novemoto | 00:26:05, Oct 19, 2006
先生、教えていただいてありがとうございます。
ぜひ、行ってみます。
Posted by ももちゃん | 03:17:44, Oct 19, 2006
novemotoさん、はじめまして、こんにちは。
猫ちゃんたち、高齢まで頑張りましたね。
続けて二人も失くされて、お辛い気持ちをお察しします。
このようなセミナーはまだあまり開催されておりません。
僕らはどちらかというと、獣医師の立場から飼い主さんたちの心をどうケアしていかなければならないかということを勉強しなければなりません。

今回のセミナーは飼い主さんのためのセミナーですので、僕自身同じものを聞いたことはありません。
参加されることで心が癒されるのかどうか、僕にもわかりませんが、世の中には悲しんでおられる飼い主さんたちが大勢おられることは事実です。
うちのような個人の動物病院にでさえ、悲しみを乗り越えようとして苦しんでおられるかたが何人もおられます。

アメリカと日本とでは、民族性や習慣などに違いはあるでしょうが、大切な家族を亡くしてしまったという気持ちに違いはないと思います。
このようなセミナーはようやく最近になって開催されるようになりました。
今後も増えていくと思われます。

セミナーの内容や結果がどうあれ、まずは参加してみるということも悲しみや苦しみに対応して行く第一歩となるのかもしれませんね。

ももちゃんさん、こんにちは。
よいセミナーだといいですね。
またよろしければ、どうであったか教えてくださいね。
Posted by shu | 15:07:52, Oct 19, 2006
先生、ありがとうございます。
我が家には、あと2匹男の子にゃんがいます。
今、深夜の動物病院から帰宅したところです。
1歳半の子が尿道結石→何とか治りました、膀胱炎→抗生剤をまだ飲んでますが、ほぼ治りました、ウィルス性の風邪→本日40.9度で大慌てでインターフェロンでた。
こう病気が続くと弱気になりますね。
亡くなった子達の事、今病気の子、一人元気な子に風邪が移らないかの心配で、気がまぎれているかもしれませんが、時間があればこういうセミナーに参加してみるべきと思います。
お忙しいのに、コメントありがとうございました。
Posted by novemoto | 01:40:23, Oct 20, 2006
考えたくなくても、考えておいた方がいいですね・・

お聞きしたいのですが、
涙やけのことですが、本当にフードを変えても違いがあるのでしょうか?
もしあるなら、どういうフードが良いのでしょうか?

市販のローションでもなかなか綺麗にならないんですが、良い対策はありますか??

目薬だとずーと続けなくてはいけないと聞いたことがありますが?
Posted by lily | 11:49:42, Oct 21, 2006
lilyさん、こんにちは。
涙やけ、涙の「過剰分泌」か「排泄異常」によっておこります。
涙の中に含まれる成分(ポルフィリン)が毛に色をつけます。
一度涙で濡れたくらいでは色は付きませんから、慢性的に涙が流れ出ていることになります。

分泌が過剰なら、なぜ過剰なのか(例えば逆まつげや眼瞼の内反で毛が目に入っていないか、角膜炎、結膜炎などがないかどうか)を調べます。
毛が入っているかどうかは、極めて小さな毛がまぶたの裏に生えていることがあるため、飼い主さんが普通に外から観察してもまずわかりません。
全身麻酔下でまぶたの裏側をくまなく探さなければならないこともあります。

排泄異常なら、なぜ排泄されないのか(涙鼻管の狭窄や閉塞はないか、涙嚢炎はないかなど)を調べてみる必要があります。

そしてそれに応じた治療をすることになります。
目薬でよくなる場合もあれば、手術しなければならない場合もあります。
そのような検査はしてもらわれましたか?
まだならば、かかりつけの先生によく診てもらってくださいね。

また、少なくとも僕の知る知識の中にはフードを変えればどうにかなるということを聞いたことはありません。
Posted by shu | 15:15:08, Oct 21, 2006
アドバイスありがとうございます!

2年ほど前に、一度獣医に診てもらったのですが、その場で見て「目薬して様子みるしかない」と言われただけでした。
でも「目薬をするとずっとしていくことになる」と言われたので目薬はしていません。

てんかん発作を起こすことがあるので、全身麻酔はしない方がいいと言われています。

低アレルギーフードで多少良くなったという人もいますが、アレルギーとは関係ないんですね?
Posted by lily | 13:34:28, Oct 22, 2006
こういうセミナーがあるんですね。
私は遠いので行けませんが。
トラやチビが死んで月日は流れましたが、やっぱり今でも悲しくなるときがあります。
ああしてあげればよかったとか、自分を責めたりとか。
典型的なペットロスですよね。
Posted by まきっころ | 17:25:10, Oct 23, 2006
ワタシもペットロスの経験をしています。
2ヶ月間の介護でしたが、翌日から何もない…「空白」でした。
「後悔」は無かったのですけど、真っ白という色も無い、というような。
人前では猫の話もできるのに、現実が待っている家に帰りたくない
二重人格のような、とでも言うのでしょうか。

猫の譲渡会の手伝いが入らなければ、参加したいです。
教えてくださり、有難うございます☆
Posted by わらび | 13:05:48, Oct 24, 2006
lilyさん、食餌アレルギーが関連しているために結膜炎などが起こり、そのために涙の過剰分泌が起こっているならアレルギー用のフードで改善が見られるかもしれません。
しかし、食餌アレルギーを持っているなら、皮膚など、他にもいろいろな症状がありそうですが。
いずれにしても、僕は実際に診ていないのであくまで一般論です。
実際に診てもらってくださいね。

まきっころさん、こんにちは。
こういうセミナーも増えてきますねえ。
10年くらい前にはペットロスなんていう言葉さえ聞いたことがありませんでした。
トラちゃんやチビちゃんのこともなかなか忘れるってことはできませんよね。
でも今はつつじやマリーを一生懸命育てておられますから。

わらびさん、こんにちは。
わらびさんも経験されてるんですね。
みんなわかっておられることなのですが、その時が来たとき、どんな心構えでいればよいのか、そういうことをセミナーで教えてくれるんでしょうね。
Posted by shu | 16:11:25, Oct 24, 2006
ちょうど特急回数券の今日まで有効のが1枚あったので(笑)、行ってきました。
なかなか盛況でした。質疑応答が長引いて、帰りの電車に間に合わないので最後にビデオで見ることになっていた安楽死についてのアメリカのTV番組のレポートが見られませんでした。
ペットロスのお話は、最近日本でも資料が増えているので、大まかなところでは特別目新しい感じではなかったのですが、さすがに経験豊富な先生ですので、細かいところまで解説してくださっていました。
質問してみたいこともあったのだけど、おのぼりさんの弱みで会場から走って駅に行って、乗り換えも走りっぱなしで予定の電車に間に合って、という感じだったのが残念です。
Posted by TYCHO | 19:39:44, Nov 03, 2006
TYCHOさん、こんにちは。
行かれたんですね!
内容についてはどうだったのか、興味のあるところです。
時間的にお急ぎだったみたいで、残念ですがお疲れさまでした。
Blog拝見いたしましたが、確かに宗教的な違いや国民性などによって万国共通というわけにはいかないかもしれませんね。
ですが、これもお書きになっておられるように、相手に対する気配りということはどこの国や地方でも必要なことでしょうね。
ご報告ありがとうございました。
Posted by shu | 13:38:31, Nov 04, 2006
数ヶ月ぶりに電車に乗ってみました〜。
「安楽死」について詳しく聞きたかったのですが、どうやら「ペットロス」のお話で時間切れになってしまったようで、安楽死についてはまたの機会にということでした。
正直「おい、こら金返せ!」と思いましたが(無料セミナーでした)、最後に見たビデオがとても良くって号泣してしまいました。
東京まで行った甲斐がありました。

それと、今さら何なんですが、リンクさせてください。
よろしくお願いします。
Posted by あきべえ | 22:12:08, Nov 04, 2006
あきべえさん、こんにちは。
朝から肥満細胞腫を取り終えたところです。
行かれたんですね。
時間切れは残念でしたね〜。
無料セミナーに「おい、こら金返せ!」はちょっと無理でしょうね(笑)。
それでも少しでも行かれた甲斐があったなら、記事にしてよかったと思いました。
リンクの件はこちらこそよろしくお願いします。
Posted by shu | 11:58:54, Nov 05, 2006
おおっ、他にも行かれた方があったのですね。
そうですか、ビデオも時間オーバーだったほどですから、説明まで行かなかったのでしょう。尤も、私の場合はビデオを見たら説明があっても耳に入ってなかったかも。
日本では、これまで安楽死についての飼い主向けの講演は無かったのではないでしょうか。病気の多様化に伴って、討議されるべき問題になりそうですね。
尻切れトンボのまま帰ってしまいましたが、貴重な機会だったと思います。ありがとうございました。
Posted by TYCHO | 21:26:26, Nov 05, 2006


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