4月に入るとさすがに忙しくなってきました・・。
さて、大学6年生の夏、協力隊の試験を受けました。
はっきり覚えていませんが、一次選考は書類審査で合格。
二次選考で東京の広尾にある本部へ試験を受けに行きました。
面接と英語の試験です。
面接ではやる気とか適正を見られたのでしょう。
英語は比較的簡単な中学校くらいの英語と、何語とも取れないようなパズルのような単語を組み合わせていくような試験がありました。
募集要項を見て、自分を必要としている国があるのかどうか、はっきり言ってわかりません。
また、自分がこの国に行きたいと希望しても、事務局の判断で行く国を決められてしまうとのことでした。
それでも意志をしっかり伝えることは大切だと聞いて、僕は最初のイメージどおり「アフリカ大陸」を希望しました。
「アフリカならどの国でもいいです、とにかくアフリカへ行きたい。アフリカ以外は考えていないです。」と伝えました。
それから1,2ヵ月後の合格発表の日、忘れもしませんが青森県は恐山近くのキャンプ場から実家に電話すると「協力隊から合格通知が来てたよ。」とのこと。
「おおおお、やったー!!」
バイクで一人旅の途中でしたが、そこら辺でキャンプしていた見知らぬバイク乗りの人たちにお祝いしてもらいました。
(無理やり誘ってお祝いさせたって感じです・笑)
みんな(たぶん迷惑がらずに)祝ってくれました(笑)。
数日後大学へ戻り、協力隊事務局に連絡すると、
「おめでとう、合格です。ただし、希望には副えませんが、あなたには南米へ行ってもらおうと思います。アフリカをご希望しておられましたが、南米です。どうされますか?」とのことでした。
南米?
南米か。
まあ、アフリカと同じで、でっかい大陸じゃん!!
おーし、どこでも行ってやるぞー!!!
で、
「行きます、行きます!!よろしくお願いします!!」
「そうですか、わかりました、それでは今後の訓練や手続きの書類を送ります。頑張ってください。」
「はい、頑張ります!!」
という感じの会話がなされたはずです(笑)。
うれしさに舞い上がってしまって、はっきり覚えていません。
同級生に話すと「そっかー、おめでとう、俺たちは就職だからある意味うらやましいよ。南米だからスペイン語だな、英語も通じないらしいけど頑張れよ。お前なら大丈夫だよ。」
・・・。
スペイン語?
地理で習ったな、ブラジルはポルトガル語、あとはほとんどスペイン語。
英語もできないのにスペイン語なんて(泣笑)。