諸葛孔明に、なんやら説教か作戦を与えられてるようにも見えます。
見てきたで、話題の大作
レッドクリフ・・・そのまんま赤壁ですわ!
西暦208年らしい、ほんまかいなそうかいな。曹操軍に追われてやられっぱなしの劉備軍は孫権軍と同盟を結ぶため、軍師の孔明を孫権のもとに遣わした。(この映画では金城武扮する孔明が自分から行くとゆうてたで)しかし呉の孫権軍では80万もの大軍の曹操に恐れて非戦を唱える老臣が多く、同盟は容易に成立しそうもない。そんな中、孔明は赤壁で水軍を率いたら天下一の孫権軍の司令官・周瑜と出会い、二人で琴を合奏してお友達になる。そして二人は信頼を深め、共に戦う事を決意する。話は変わるけど孫権の妹・しょうこう?(漢字忘れた)エキゾチックな顔して勇ましく面白い、これがあんまり紹介されていないのがつまらへん。それと、周瑜の嫁はんを欲しいがために攻め込む曹操っていったい何なん?三国志にこんなんありましたっけ?もういっかいおさらいしますわ・・・・。
日本でも昔からけっこう人気がある中国の「三国志」。まあ日本でゆうたら中世の「信長公記」とか、武田信玄の「甲陽軍鑑」とか後生の関係者が加筆した物語とちゃうんかい。そらあ、スケールの点では勝たれへんわなあ〜。北京オリンピックが如実に語ってまんがな。そう!!人海戦術ですわ。その中でも最も有名な合戦である「赤壁の戦い」を、名匠ジョン・ウー監督が私財10億円を出して映像化。トータル100億円の大作。財政支援、後援のエイベックス大丈夫かいな?11月1日封切りで、4日の今日、ユナイテッドシネマへ期待半分で見に行ったら朝の10時半開演やけど、観客30人ぐらいやったでぇ〜。実話でも個人の主観で見方が変わるもんやから、映画で表現すると、見るほうにとっては、はっきり好き嫌いが出る。な〜んや!こんなもんかってゆう人も出るやろね!(わしやわし)確かに壮大なスケールの戦いと戦の最中に繰り広げられる人間模様をパート1・2で描いているんやろけど、今どきの若い連中に受けるんやろか?ちょっと疑問ですわ、インターネットのデジタルの時代、キーで自己表現の今、戦争も核やステルスやイージスやってゆうてる時代に、手動アナログの刀や弓や、槍とかで命のやり取りをする映像、ましてや昔の戦術計略なんか興味を持って見る辛抱ができるんか?パート1は周瑜、孔明を中心に「赤壁の戦い」に至るまでの経緯を丁寧なおかつ、くどい描写でしつこい!周瑜を演じたトニー・レオンはまあまあの演技。一方、諸葛孔明を演じた金城武はいっつも、にやけて相手に「何で笑ってんの?」とゆわれるぐらいおもろい演技でまじ受け。名将たちが奮戦する戦闘シーンも迫力満点やけど一言。昔は将軍が先頭に立って突撃しないと下々の兵卒はついてけえへんかったんやろなあ〜きっと。ただ長江で赤壁の呉軍を攻める曹操軍の水軍、軍船2000隻、兵卒30万人のくだりは迫力満点!!韓国ドラマ「海神」が気の毒になるぐらいですわ。しゃあない4月の『Part II』の公開も待って見やんと糞切りがつかんなあ〜。
パート1と2をいっぺんでやれ!!あっそうそう、思い出した。中村獅童演じるショウユウ軍の将軍役ですが、あいつおもろいキャラクターやなあー。感心するわ!!ほなまた、「あなたもわたしも映画評論家」の時間でした。
写真は、ユナイテッドシネマ岸和田の駐車場から見る湾岸の風景だす!!