ホエールウォッチングを堪能した後、しばし休息と民宿の東京味晩御飯を食べ、(これがまたアカン!!)またまたスナック「ふじみ」へ今夜も美架ちゃんが元気に沖縄の島唄を披露してくれてます。これがまたうまい!!
この「ふじみ」の客層は都庁から左遷された役人とか、小笠原丸の船員とか、漁師とか、さまざまですが観光客は私だけでした。
ここで美架ちゃんとの会話を再現。
美架「ところでTOKIMOさん、この小笠原へ何しに来たのですか?観光?鯨を見に?
私「実は大阪からここへ立ち寄ったヨットを尋ねて来たんやけど、母島へ渡ったらしいです。」
美架「それってもしかしたらカツミさんの事?」
私「えっッ!何で知ってんの?彼は酒が一滴も飲めへんからこういう店へは来ないはずやけど」
美架「狭い島で日本へ来る世界中のヨットが補給で立ち寄るし、特にシングルハンドの人は会話に飢えてるみたいだからすぐに知り合いになれるの」
美架「TOKIMOさん、もし良かったら私達明日母島へシュノーケリングに行くので一緒に行きませんか?」
同じアルバイト仲間の東京から来た短大生Kちゃんと二人で行くとの事、便乗で行く事になり早速カツミさんに携帯でTEL。(当時小笠原はdocomoしか通話できなかったはずです。)Only-Youにはまた大阪へ帰ってきたら会おうぜって言ったのを訂正、彼も風呂へ入りたいので母島の宿を予約してくれました。さあ明日は母島行き。
父島〜母島間2時間の船旅ですが、それこそ右も左もザトウクジラだらけ、今でも脳裏に焼きついています。写真が大きすぎてUPのしかたが解からず証拠写真をお見せできないのが残念です・ほんまでっせ!!
母島到着です右端にOnly-Youが舫いを取っています。
OnlyーYouの勇姿です。木造の船齢は、うん十年ですが中身はハイテク船です。風力発電・ソーラー発電で製氷・冷凍庫あり、レーダー・気象FAX・衛星電話・海水を真水に変える造水機他、無いのは使いこなせないパソコンだけです。やはり金持ちやなあ〜。
彼の愛艇と必需品のステンレス自転車です。
彼が予約してくれた「アンナビーチ母島ユースホテルです。彼と一緒に風呂へ入り一人ベランダで泡盛を飲んで昼寝をしたら真っ黒に日焼けしました。大阪は真冬の2月でっせ!!信じられへん日本は広い!!
母島ののどかな港の風景みたいですが、写っているのはカツミさんと役所の清掃アルバイトのジョニーです。この夜公園で私の歓迎パーティーを地元の有識者が開いてくれましたが写真がどこへいったのか無いですわ。
翌日、母島を去りましたが船が出港するとき母島の宿関係とか、手の空いた人たち皆さんがお別れに来てくれました。感激です。
この後、父島から東京へ帰るんですが、父島二見港では、おがさわら丸が出航お別れのとき生演奏と港を出るまで例のドリーム号とかウォッチング船の団体が併走してくれ、いつまでも手を振ってくれました。これもまた感激!!
一応「蛇のいない島」小笠原紀行は一件落着です。もう死ぬまで行く事もないやろと思う!!さようならあ〜