ウミヘビと名前の付く生き物は爬虫類と魚類の2種類に分けられます。
ウミヘビといえば毒を持ち危険なイメージがありますが、それは
爬虫類のウミヘビで、魚類のウミヘビは毒をもっていません。
どちらもヘビのように細長い姿をしていますが、体のつくりは違います。
爬虫類のウミヘビはコブラの仲間で猛毒をもち陸上のヘビと同じく
うろこがあり肺呼吸をしています。
一方魚類のウミヘビはウナギの仲間で毒もうろこもないですが、
胸びれ、背びれがありエラ呼吸をしています。
爬虫類のウミヘビは肺呼吸なので水面に顔を出して息をする必要が
ありますが、魚類のウミヘビはエラ呼吸なので水面に顔を出して息を
する必要がなく海底の砂地で顔だけだしてじっとしている事が多いです。
【爬虫類のウミヘビ】 【魚類のウミヘビ】
猛毒がある 毒がない
胸びれ、背びれがない 胸びれ、背びれがある
うろこがある うろこがない
肺呼吸 エラ呼吸
以上の違いがあります。