そろそろ紅葉の季節です。
九州での見所のひとつを
ご紹介致します。
【大分の耶馬溪】
見ごろ予想
11月上旬〜11月下旬
カエデ・モミジ・イチョウなどが11月中旬頃
美しく紅葉します。
【ドライブコース】
中津市内から耶馬渓を抜け、日田までのドライブコース。
日本三大水城のひとつ・中津城を見たあと、国道212号線を紅葉目指してスタート。
耶馬溪は紅葉の名所としてつとに有名。秋には紅葉が山を覆い尽くさんばかりの勢いで、
訪れる人たちを迎えてくれる。途中には、青の洞門や、本耶馬溪、一目八景など見どころも多く、起伏に富んだ自然を満喫できる。
ゴールの日田は江戸時代の天領で、趣のある街だ。
(中津城)
1588(天正16)年に黒田孝高が築城し、1964(昭和39)年に奥平家が再建した城。天守閣からは中津川や周防灘を望むことができ、城内には徳川家康の親筆や古文書など奥平家の貴重な資料が展示されている。周辺には8つの岩峰群が見渡せる深耶馬溪があり、
紅葉の季節にはぜひ立ち寄ってみたい。
(青の洞門)
交通の難所に安全な道を作るため、江戸時代の僧・禅海がノミと
ツチだけで30年もかけて掘ったトンネル。
本耶馬渓の代表的な景勝地・競秀峰のすそにあり、今でも明かり採り用の窓や荒いノミの跡を見られる。羅漢寺の近くにある禅海堂では禅海が使用したノミやツチを展示。
洞門を取り囲む四季折々の景観もすばらしい。
(羅漢寺)
耆闍崛(ぎしゃくつ)山の中腹にたたずむ、日本三大五百羅漢のひとつを有する寺院。
願い事を書いたしゃもじが奉納されている無漏窟(むろうくつ)や、
断崖(だんがい)に建つ凌雲閣、仁王門などがある。
無漏窟に安置されている五百羅漢をはじめ、3700余体もの石仏は圧巻だ。
645(大化元)年創建。
(耶馬溪)
山国川の支流、山移川に沿った景勝地で、そそり立つ石柱や絶壁を
華やかに樹林が彩る。江戸時代末期に儒学者頼山陽がこの地を訪れ、その美しさに感嘆し、「耶馬溪図巻記」で紹介したことから、天下無二の名勝として一躍有名になった。
広大で見どころの多い耶馬溪だが、なかでも紅葉の一番の名所として有名な一目八景は、
色付いた樹々と海望嶺(かいぼうれい)、仙人ヶ岩、嘯猿山、夫婦岩、
郡猿山(しょうえんざん)、烏帽子岩、雄鹿長尾嶺(おじかながおのみね)、
鷲の巣山の奇岩が一望にできる奇勝。道路沿いに展望台があり、
近くでは足湯も楽しめる
深耶馬溪・一目八景の秋は、荒々しい岩峰と紅葉した木々が、まるで
南宗画のような世界を作り出す。
皆さんもお時間があればお出かけになってはいかがですか?