ペットのみならず気付いた事をアップしていきます。

November, 2010
-
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
-
-
-
-
ARCHIVES
RECENT
RECENT COMMENTS
CATEGORY
RECENT TRACKBACK
PROFILE
さんちゃん

福岡県筑紫野市のペット霊園『ハートランド福岡』で働くさんちゃんです。宜しくお願いします。霊園またはそれ以外の気づいた事をアップしていきたいと思います。またパソコンからいつでも気軽にお子様達に会える『ネットdeお参り』というWeb上の霊園も無料ご利用頂けますのでご興味がおありの方はぜひご登録下さい。
ホームページ
LINK
SEARCH
PR




同居生活!!

クロシジミ(蝶)は幼虫の時クロオオアリの巣で過ごし育ててもらいます。
クロシジミの卵はアブラムシのいる草で、近くにクロオオアリがいる

場所に産み落とされます。

草に産みつけられた卵からふ化した幼虫は、アブラムシの分泌物を

なめたり、クロオオアリからエサをもらったりして地上で成長します。

3歳頃になるとクロオオアリによって巣に運ばれ、クロオオアリと

同居生活をするようになります。

巣ではクロオオアリに口移しでエサをもらいながら成長します。

クロオオアリがクロシジミの幼虫の世話をする理由としてアリの

好む分泌物(蜜)を体からだし、クロオオアリに与える事があります。

スポンサード リンク
またアリのにおいを身にまとい、アリに自分の仲間だとだまして世話をさせていることが最近の研究でわかってきました。

冬の寒い時期も温かいアリの巣で過ごしたクロシジミの幼虫は春になると巣の出口付近でさなぎになります。

さなぎになると蜜は出さなくなるのですけど、においは残って
いるので、攻撃されません。

羽化するとクロシジミの成虫は今までアリをだましていた匂いをださなくなり、攻撃される心配があるので、アリから逃げるように一目散に地上に出てきます。
草の上にたどり着いたクロシジミの成虫はゆっくり羽をのばし飛びだっていきます。

クロシジミはアブラムシ、クロオオアリと共生する珍しい生態や生育環境の悪化のために年々減少していて、絶滅危惧種に指定されています。

この記事へのトラックバックURL
http://blog.pelogoo.com/heartland/rtb.php?no=1186096662592065



◇ 返信フォーム


名前 :   情報を保存する
メール : 
URL : 
題名 : 

内容 :