モズは日本全国各地で見られスズメより少し大きな鳥です。
餌は主に昆虫ですが、それ以外にもカエルやヘビなどの爬虫類、
小魚や小鳥など他種多様です。
気性はあらく自分より大きな獲物も襲うこともあるモズですが捕らえた
獲物を小枝や有刺鉄線の先に突き刺しておく少し変わった習性をもっています。
この習性を「モズのはやにえ」と呼び、秋になると
よく見られます。
ネットでモズのはやにえで検索して見ると、様々な生き物が
モズのはやにえの被害になっている写真が見れると思います。
小鳥が枝の先に突き刺さされている写真など少し残酷です。
ではなぜモズがそのような行動をとるのかですが、秋によく
見られることから冬に備えて貯蔵しておく説、目立つところに
あるからなわばりを宣言しているのではないかという説、
枝に突き刺して食べる方がみやすいからといった説など様々
ありますが、はっきり結論はでていない様です。