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さんちゃん

福岡県筑紫野市のペット霊園『ハートランド福岡』で働くさんちゃんです。宜しくお願いします。霊園またはそれ以外の気づいた事をアップしていきたいと思います。またパソコンからいつでも気軽にお子様達に会える『ネットdeお参り』というWeb上の霊園も無料ご利用頂けますのでご興味がおありの方はぜひご登録下さい。
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視力は8倍!!

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名前の通り、茶褐色の体にまっ白な頭部をもっているのがハクトウワシである。アメリカ合衆国を代表するワシタカ類であり、国鳥としても指定されている猛禽類だ。

 

 

 

 

まっ白な頭部と大きな翼を広げて上空を旋回する姿が印象的だが、実は彼らは無意味に滑空しているわけではない。鋭い眼を使って、獲物を物色しているのだ。その範囲は5キロメートルにまで及んでいる。人間のおよそ8倍にも及ぶという視力。まっすぐにものを見据える彼らの眼光は、だてではないのである。

 

ハクトウワシはアメリカ合衆国の国鳥であり、まさにそのシンボルにもなっている。狩猟圧や農薬の影響により一時その数を減らしたが、現在では国をあげての保護もあり、その数を殖やしている。主な餌は小型の獣や鳥類、魚類など。その眼に映ったものは積極的に狩りをして餌としている。さまざまな生物の死肉もあさる。生きた生物はもちろん、横たわっている屍もみのがすことはないのだ。

 

全長で80センチメートル以上、両方の翼を広げると2メートルにも達する大型の猛禽類で、北アメリカ大陸全土に分布している。上空高くを滑空してその姿を誇らしげにみせているようだが、実際には発達した眼とその視力によって、注意深く獲物を探しているのである。眼下に広がる広大な北アメリカの原野を、なめるように偵察しているのだ。

 

その狩りの工程はこうだ。まず高さ1000メートルまで舞い上がり、周囲5キロメートル先までを偵察している。その視力はなんと人間の約8倍。我々ではぼんやりとしか見えないものでも、かれらにはしっかりと見えているのである。その眼をみればわかるように、ワシタカ類の眼は実に大きく、鋭く光っている。大きな体と大きな翼、がっしりとした太い肢と、カギのように曲がった頑丈なクチバシ。それらの特徴がこの仲間に独特でもあり、彼らに威厳を与えるとともに大きな魅力となっている。

 

彼らが滑空する姿は、人間にとっても憧れであった。上昇気流に乗って大空高く舞い上がり、風を捉えてグライディングする。鋭い眼は地上や水面の獲物を見据え、チャンスがあれば一気に急降下する。大きく開いた翼を一気にたたみ、体の重さを最大限に利用して一直線に獲物を目指す。そこに手ごたえを得ると、がっしりとした両足でしっかりとつかみあげる。これが、こうした猛禽類のハンティングだ。

 

木の実を食べたり、穀物を食べたり鳥類の食性も多様だが、ハクトウワシを含む猛禽類の食性はいずれも肉食性である。小獣の肉や魚の肉などを食べて、その生活の糧としている。そしてペアで子育てをし、子孫を後世に残している。

 

一時期激減してその存在が心配されたハクトウワシだが、今日その数を回復しているという。合衆国のシンボルともいえるハクトウワシは、人の手により守られた猛禽類ともいえるだろう。

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