私は『オーストラリア』に1度
行ってみたいと思っています。
オーストラリアと言えば
『カンガルー』『コアラ』 等
オーストラリア特有の動物が
たくさん生息していますが、
今回、ご紹介するのは
『カモノハシ』です。
カモノハシはオーストラリアにしか生息しない単孔類(たんこうるい)という哺乳類です。
単孔類とは排泄器官と生殖器官が一緒になった生物で、哺乳類で
あるにもかかわらず、子供を卵で産んで温め、卵がかえって産まれたらミルクで育てます。
カンガルー同様、おなかには袋があり、卵の温めや授乳は袋の中で行います。
単孔類の動物は世界中で『カモノハシ』と『エチヅナ』の2種類しか存在しません。
オーストラリアを代表する非常に貴重な動物で、シドニー・オリンピックのマスコットとしても使用されました。
体長は50〜60センチ、ビーバーのような平たい体にアヒルのような
くちばし、手には水かきがあります。その指の先には爪があり、穴を掘って巣を作ります。
子供を育てる時期には巣の材料となる葉っぱや木の枝などを集め、
しっぽで上手に巻いて巣に運びベッドをつくりあげます。
澄んだ水地にのみ生息し、頻出する場所としてはサウス・オーストラリアのカンガルー・アイランドやクィーンズランドのアサートン地方などが有名。
早朝や夕方に現れ、とても敏感で音がするとすぐに逃げてしまうので、野生のカモノハシを見るには根気が必要だそうです。
カモノハシは息をするために1分に1度は水面に現れるので、声を出さず、1か所にじっとして現れるのを待ちます。
水面に時々波紋が現れるならカモノハシがいる可能性が大。
いつ行けるかわかりませんが、こんな珍しい動物を見てみたいものです。