伝書鳩は、帰巣能力を
利用したものになる。
伝書鳩の体内磁石は相当、
並外れているそうです。
【伝書鳩の距離】
1000km迄可能とされている。
普通は200km程度で利用するそうです。
【伝書鳩の帰還率】
残念ながら、伝書鳩の帰還率は60%程度だそうです。
しかも最近さらに弱体化中。
原因としては猛禽類の大繁殖説、携帯などの電磁波説、
遺伝の伝え方が下手だった(スピードばっかり重視した)説など
色々あるが、数千羽単位のレースでゴール0羽も起こっているらしい。
ほとんどの鳩は迷子になってしまう。
そこで登場したのが「迷い鳩回収・配送サービス」である。
このサービスは日通のペリカン便で行われている。
『ペリカンが鳩を連れてくる?』
何か奇妙な話です!!
【伝書鳩の歴史】
(海外)
・紀元前約5000年のシュメール(メソポタミア)で使用された可能性あり
・紀元前約3000年に、エジプトで漁船の成果を伝えるのに利用
・近代に至るまで、多くの軍事目的で使用
・1850年ごろ、ロイター社が主な通信手段として利用
・第二次世界大戦でイギリス軍が50万羽の伝書鳩を配置。
・ドイツが対抗して、鷹による伝書鳩攻撃
・湾岸戦争で、スイス軍が通信手段が途絶えた時用に利用
・現在でもフランスには伝書鳩が配置されている
(日本)
・奈良時代に飛んできた
・江戸時代に米相場を調べる為に利用するが、幕府に処罰される
・明治時代に報道用・趣味として利用
・1969年に第一次伝書鳩ブーム到来
(第二次ブームはまだ来てないみたいです。)
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【鳩の漢字の由来】
昔「クッ・・クッ・・クッ・・」と鳴いているとされ、 「九」と言う字を
当てたようです。
ちなみに同じく「九」が使われている九官鳥は、中国の九官さんが
「飼い主の名前を言うんですよ!」と話した所、通訳が
「この鳥は九官と喋ります」と訳したのが語源だそうです。
以前、園にも鳩が来て『火葬室』に入って危ないので外に出そうとしたら
慣れているのか、なかなか逃げないので苦労しました。
なかなか『愛嬌のある顔』をしてました。
あの鳩、どこに行ったのかなあ!!