園の中段、合同供養塔の
横の『しだれ桜』がさびしく
一輪咲いていました。
朝晩は結構、冷え込んで
きましたが、日中はまだまだ
ぽかぽか陽気のせいでしょうか?
新火葬室建設の為、中段は少し立て込んで
おりますが、ご来園の際、御覧下さい。
【一口メモ】
枝垂桜
花弁の色 :白色
大 き さ :小輪
花 弁 数 :一重
開 花 期 :4月上旬
系 統 :エドヒガン
植栽場所 :花木園・桜椿園
しだれ性エドヒガン。 大木になり、寿命が長く名木も多い。
しだれ性の桜全般を「枝垂れ桜」とよぶことも多いが、こ
れは特定の品種の名。
枝垂れ(しだれ)性: 枝が下方に長く垂れ下がる性質。
サクラの枝垂れ性品種の場合、ジベレリンの欠乏により
この性質が発現すると考えられています。
桜の特徴による“一般的総称”
ある特徴をもつ桜の一般的総称として用いられている呼び名と
同じ園芸品種名があるので、注意が必要です。
一般的総称と同じ園芸品種名がある例
一般的総称 意味
枝垂れ桜 枝垂れ性のサクラ
菊桜 菊咲きのサクラ
寒桜 早い時期に咲くサクラ
“里桜(サトザクラ)”と“山桜”
“山”に自生している野生種のサクラ〜“山桜”に対して、
“里”で人が育てているサクラを“里桜”として区別することがあります。
また、植物分類学上も、オオシマザクラを中心にヤマザクラ、
カスミザクラ、オオヤマザクラなどの交配で作出された園芸品種の
総称(種名)として、“サトザクラ”という名称を用います。