ペットのみならず気付いた事をアップしていきます。

November, 2010
-
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
-
-
-
-
ARCHIVES
RECENT
RECENT COMMENTS
CATEGORY
RECENT TRACKBACK
PROFILE
さんちゃん

福岡県筑紫野市のペット霊園『ハートランド福岡』で働くさんちゃんです。宜しくお願いします。霊園またはそれ以外の気づいた事をアップしていきたいと思います。またパソコンからいつでも気軽にお子様達に会える『ネットdeお参り』というWeb上の霊園も無料ご利用頂けますのでご興味がおありの方はぜひご登録下さい。
ホームページ
LINK
SEARCH
PR




猫の祖先!!

1161914615705090.jpg

『猫の歴史』 
 
ネコ科はイヌ科とともに

肉食によく適応し進化した

哺乳類で、世界中に分布し、

35〜41種に分けらています。

 

 

 

 

 

 

 

 

生息環境は変化に富み、トラのように熱帯雨 林、川沿いの低地に

あるヨシの茂みややぶ、温帯の岩の多い混交林、丈の高い草原、

寒帯の寒冷な荒れ地にすむものから、スナネコのように

半砂漠地帯にすむも の、ユキヒョウのように高山の岩場に

すむものまでいます。

 

 ネコ類は今から5000万年ほど前に現れ、3500万年前の

漸新世初期まで栄えたミアキス科のものから、約4000万年前に

分岐し500万年前まで栄えたニムラブス亜科がネコ亜科の直接の

祖先であるといわれています。 
生息環境は様々な猫の祖先
 
 『猫の祖先ニブラブス科の欠点』
 
ニムラブスの多くは後足にも5指(ネコ亜科では4指)をもち、

あごが長く、歯数がふつう36本と多く(ネコ亜科では28〜30本)、

顔は現在のジャコウネコ類によく似ていたそうです。

そして獲物の殺し方も、頭の骨をかみ砕く原始的なものと考えられて

います。

この方法では頭骨のがんじょうな大型の草食獣を捕 食するのは

ほとんど不可能だったので、トラやライオンのような大型種は、

この類からは出現しませんでした。

大型の獲物を殺すことのできないニムラブスの欠 点を埋めたのが、

次に現れたマカエロズス亜科です。
 
 『有名なサーベルタイガー マカエロズス科』
 
マカエロズスは2600万年前に出現し、第四紀のおよそ1万年前に

滅んだグループで、有名な剣歯虎(サーベルタイガー)類スミロドンなどにあたります。

この仲間では、上あごの犬歯が大きく発達して短剣状となっており、

きばの長さは17〜20cm もありました。

剣歯虎はこれを用いて皮の厚い大型草食獣を突き刺して出血させ、

あるいは気管をかんで窒息させて殺したそうです。
この狩りの方法はおおいに成功し、300万年前ころの第三紀末から

第四紀 初頭にかけては、マカエロズス類の中から現生のライオンに

劣らぬほどの大型種も出現しました。

 

 『ネコ科の動物の繁栄』

 
ネコの誕生に至るまでの流れ
 
ネコ類の誕生
5000万年前
 ⇒ ミアキス科
3500万年前
 ⇒ その後衰退    
           
⇒ ニブラブス科
4000万年前
 ⇒ マカエロズス亜科
2600万年前
 ⇒ その後衰退
           
    ⇒ ネコ亜科
1500万年前
 ⇒ ネコの直接の祖先
 
 
マカエロズス類にひと足遅れて現生のネコ亜科は、1500万年前頃にニムラブス亜科より分岐して現れました。

ネコ亜科の動物の獲物の脊髄を切断して殺す狩りの方法は、

初めのうちは剣歯虎の短剣状の犬歯の能率に及ばず、あまり

繁栄しませんでした。

  しかし、第四紀に入ると、ネコ亜科の中からも大型種が次々に

出現し、マカエロズス類の剣歯虎にとって代わり始めました。

大型草食獣が、進化して逃げ足が速 くなったため、剣歯虎の殺し方

では獲物に逃げられることが多く、逆にネコ亜科のものの狩りでは

それが少なかったからだそうです。

ネコ類は動作が軽快なばかりか、大脳もマカエロズス亜科に

比べてずっとよく発達し、それだけ知能がよいことも大きく影響したの

ではないかといわれています。

 

こうしてネコ科の動物は 現在の繁栄を築いてきたそうです。 
 

スポンサード リンク

この記事へのトラックバックURL
http://blog.pelogoo.com/heartland/rtb.php?no=1161915724263174



◇ 返信フォーム


名前 :   情報を保存する
メール : 
URL : 
題名 : 

内容 :