犬の先祖オオカミ。
そしてその頃から続く
『縦社会』
例えば人間の社会に
置き換えて
『社長・平社員』
で考えてみましょう!
会社の社長(特に大会社の)と一緒に平社員が食事に行ったとします。
先に食事を食べるのはどちらでしょうか。
当然社長ですよね。
社長と平社員が一緒に出かけるとします。
ドアを開けるのは平社員、最初に出るのは社長。
更に社長と平社員が一緒にでかけているとします。
「あそこに飲みに行くぞ!」と主導権を握るのは社長。
「あそこの店が良いらしいですよ!」とは言えても、
「いいからついて来い!」とは言えない平社員。
どうでしょうか?
上下関係がしっかり出来ていない時に見られる、
犬と飼い主の行動と同じです。
・犬に最初にご飯をあげる
・ドアを開けてあげて、最初に犬が出る
・散歩中ひっぱる
心当たりありませんか?
[面白い遺伝的事実]
オオカミ時代、彼らの中で最初にご飯を食べるのは親分(社長)。
そして群れを先導するのも親分(社長)。
でも中には言う事を聞かない子分(社員)が現れることがあります。
そういった子分(社員)にはどうしていたか。
首の部分に噛み付いて、言う事を聞かせていたそうです。
自分の命に関わる部分を危険にさらされる事によって、
「逆らったらどうなるか分かってるんだろうな!」
というのを伝えていたのです。
実はこの習性は多くの犬に残っています。
首をつかんで抑えつけると非常におとなしくなるのです。
昔はこの方法で治療をしやすくしていた獣医さんが
結構居らっしゃたそうです。
きかん坊のお子様に一度、試されてはどうでしょうか!!