↑コレ↑が、我が家で使っていた回し車です。
とても単純なつくりのものです。
↓この様↓に簡単に組立・分解が出来ます。
実は「回し車の危険性」について教えていただいたメールには、様々な事故や危険性が書かれていたのですが、私は昨日書いた「リングの固定棒と取付台の棒の間に頭等を挟みそう」という事以外の危険性を感じませんでした。
例えば「ハシゴ型だと頭を挟んだり指を挟んだりして叩き付けられる」とか「跳ね飛ばされる」とか「大きい回し車だと遠心力が強いから危険」とか、聞いても全く連想出来なかったんです。
ですが色々な話しを聞いていて、やっと「何故私がそれらの危険性を連想出来なかったのか」が分かりました。
つまり我が家の子達が回し車を回す状態が、ハムスターやリスが回す状態とは全く違っていたから・・・・・って事でした。
実際に数匹のハムスターが、数台の回し車を交互に行ったり来たりして遊んでいる様子や、回し車を回している動画を見て始めて「うちの子達のは走ってる部類に入らないかも」と知ったのでした。
私はハムスター (ハツカネズミかも) が、長時間回し車を回し続けるのを見た事があるのですが、シッカリ観察して見た事等無いのです。
随分長い間回し続けるんだなって程度の認識でした。
だからフクモモとの違いは「フクモモは1分程度で終わる」って程度にしか思っていませんでした。
でも実はハムスター等は相当高速で走り続けるらしいのです。
だから指を挟むって事は無いけど、足を踏み外したりすると足を挟まれたまま遠心力で回転してしまい放り出されたり叩き付けられたりする事があるのだそうです。
ですが我が家の子達はそういう走り方は出来ません。
その後追求して行くと「回し車の回し方だけではなく、地上の走り方や走る時の筋肉の使い方・習性なども全く違う」という事も分かってきたのですが、その詳しい内容は又次回。
今回は「回し車の回し方の違い」です。
我が家の子達、例えば1分間走り続けるわけでは無いです。
3〜5歩くらい走ると前に90度近くまで持って行かれるので、走るのを止めます。
そのまま後ろに少しスイングで戻りますが軽いスイングが数回ですぐに回し車は止まります。
するとまた3〜5歩くらい走ります。
また体が前に持っていかれるので止まります。
そういうのを1分程度何度も何度も続けるんです。
どんな風かってのを動画で撮ってみました。
←動画は【コチラ】からどうぞ。
右側・赤い印が付いている方が頭です。
我が家の子達は大人で80〜100g位あるのですが、この止まり木コーンは72gです。
大体3〜5歩くらい走ると動画のような状態になり、でも実際は前足はシッカリ回し車に爪を引っ掛けている?指で掴んでいる?状態なので、止まり木コーンのようにひっくり返るって事はありません。
そして大体あの程度の角度まで体が行くと走るのを止めるんです。
回し車が停止したらまた数歩走るって感じです。
なのであれ以上のスピードで走る事は無いです。
まぁ私は日頃こういう場面しか見ていないので、遠心力とか叩き付けられる・跳ね飛ばされるってのが全く理解出来なかったんですね。
コレが我が家特有の走りなのか?フクモモ全般なのか?ってのは分かりませんが、少なくとも我が家の子達ってそんなにスピードを出して走り続けるって事はないんです。
ただその後色々分かってきた「生活スタイルや習性の違いから来る走り方の違い」は確かにありそうです。
そして友人からは様々な種類の回し車を教えてもらいました。
一番安全と言われているサイレントホイール式の回し車とか・・・
ソレを見て一番最初に思ったのは・・・
皮肉な事に私はサイレントホイール式の回し車の写真を見て始めて「外に放り出される」を連想出来ました。
幅が妙に狭く感じたのです。
コレだったら踏み外して外に落ちる事が十分有り得そうだと思ったのです。
我が家の回し車は幅が103mmです。
そして聞いた所サイレントタイプの物は7cm程度なんだそうです。
ですがハムスターの場合は壁の方に向って走るそうなので、その程度の幅でも踏み外して外に落ちるって事は無いのだそうです。
実は私は、我が家の回し車が「小さすぎる」とずっと思っていたのです。
私が小さいと感じていた理由は、数歩進んだだけで90度の高さまで行ってしまうために走るのを止めるでしょう?
だからもっと輪が大きければもう少し走り続けられるんじゃないか?って風に思っていたんです。
例えば直径1メートルあったなら、フクモモだったら殆ど上昇する事なくほぼ平らの状態で走れるから止まらずに長時間走れるんじゃないか?って風に思っていたんです。
結局90度くらいまで上半身が上がってしまうために走るのを止めるので、それは内径の距離が短いからだって結論付けだったんです。
ですが基本的にげっ歯類はもっと狭い回し車でも (チンチラ等は直径が自分の体長と同程度でも) 器用に走り続けられるんだそうです。
そこで「フクモモは有袋類だから・・・ではげっ歯類のアメモモやタイモモは器用に走れるんだろうか」という疑問も生まれたのですが、生態の違い (モモンガは飛ぶ生き物) という点で、フクモモと同様当てはまらないのかもしれません。
次回は回し車を回す時のフォームの違いや実際に床を走る時の走り方の違いを書こうと思います。
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雛も大きくなり、総勢12羽となりました。
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