コオロギを購入したは良いけど「どうやって与えるの」と悩みに悩んだ末に考え出した、必殺【コオロギ給仕器試作品1号】です。
1匹ずつ掴んで与えられない私は考えたっ
「何とか自分たちの手で捕まえて食べてもらうしかないっ」と・・・
しかしコオロギはジャンプして逃げてしまうので、浅い器に入れても逃げられてしまう。
かといって、フクモモが容器の縁に座って捕まえられる・・・又はフクモモが容器の中に出入りでき、尚且つコオロギは脱出できない状態にしなければ「勝手に食べて」って訳にも行かない
1.なるべく深い容器で、ビンのようなものを何とかできないか?
これならコオロギは出られないし、フクモモも入っていけるけど、フクモモも出られなくなりそうだ・・・
2.トイレットペーパーの芯を繋げたような長い筒の奥に入れるのはどうだろう?
相当急勾配にしても、紙だとコオロギが出て来てしまいそうだ。
コオロギが出られずフクモモが出入りできる状態ってのは案外難しい。
そんな事を色々考えながら、ペットボトルを握り締めて1時間以上。
「コレを何とか改良できないだろうか?」
1.ペットボトルは透明だから、コオロギは壁や天井に当たらなければ「閉じ込められている」と感じにくいかも。
だから「なんとしても逃げ出さなければ」と思わないかも。
2.ペットボトルはツルツルしているから、きっとコオロギはよじ登ったり出来ないだろう。
3.2リットル位の容器の大きさなら、フクモモもその中で比較的自由に動けそうだ。
そんな訳でペットボトルを握り締めて見つめながら考えに考えて・・・
↑写真↑のようなものを作ってみました。
ペットボトルの上は「フクモモが出入りできる程度の入り口」しかつけず、だからそれ以外の場所でジャンプしたとしても天井に当たって出れません。
コオロギでも、あの隙間を狙ってジャンプして逃げるのは難しいんじゃないか?と思います。
たぶん垂直ジャンプはしないと思うので・・・
ただフクモモが中に入って暴れたときにペットボトルが転がってしまっては意味がありません。
そしたら横向きになった出入り口から簡単に逃げられちゃいますし・・・
なのでペットボトルが転がらないように、下にPPの板を貼り付けました。
これで、中でフクモモが側面に体重を掛けても転がりません。
でっ、早速その中にコオロギを10匹ほど入れて (その時にまた5匹ほど脱走された) コオロギの餌に大根の切れ端も入れてケージの中にセットしました。
すると興味津々で3匹の子達が代わる代わるペットボトルの上部入り口のところに来て、手を伸ばしながら中を覗きます。
やったぁ〜〜〜っ成功〜〜〜っ・・・・・と思ったのですが・・・
結局誰も中に入っていけませんでした。
あの程度の高さなら、フクモモなら簡単に出入りできると思ったのですが・・・
やはり入ったら出るのが難しいと判断したのか
それとも始めてみる生き物に恐怖を感じたのか
そこで今度は入り口に「フクモモならコレで十分じゃない?」と思われる階段を設置することにしました。
(でも、ソレがコオロギの逃げ出す足場にならないか?という不安も有ったのですが・・・)
入り口として切り取ったペットボトルを、3箇所ほど足を掛けられるよう階段状にくりぬき、指を切らないよう切り口をセロテープで保護し・・・
↑こんな風↑にしてみました。
昨晩帰って来た相方が、机の上の送り状を見て「コオロギって何だ?」と・・・
「フクモモズの餌だよ」と答えると「そんな物食うのけ?」(浜松弁で「食べるの?」って意味)
大好きだっていうから大丈夫だよ、きっと食べるよ。
すると私の【必殺コオロギ給仕器1号】を見て「手であげりゃ良いじゃん」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」(うつむき
すると手で捕まえて、ポーチの中からわくわくして顔を出しているフクモモズに差し出しました。
最初はクンクンしているだけでした。
そしてやはり一番最初に手を出したのは"ぎぎ"です。
一口齧ると、自分の手で持って食べ始めました。
すると"ふろる"と"りりあ"も、"ぎぎ"が手に持っているコオロギに食いつきました。
その後も次々と相方が手渡すのですが、何故か手で受け取るのは"ぎぎ"だけで、他の二匹は"ぎぎ"の手を自分のほうに引っ張るようにして横取りして食べるのです
"ぎぎ"は逆に欲張りで、手渡すもの手渡すもの全て自分で掴み取ります。
そんなこんなで、その場では3匹で5〜6匹を食べました。
(しかし、その時にも5匹くらい相方の手から脱走しました)
やっぱり食べたら味が気に入ったようです。
そんな訳で、夜は自信作の【コオロギ給仕器1号】をケージの中に設置しました。
中のコオロギは10匹だったのですが、今朝起きてみると5匹になっていました。
「逃げ出したのかなぁ」という思いもあるのですが、なんと容器の内外にコオロギの足や羽が落ちているのです。
誰が食べたのか分かりませんが、誰かが中に入って捕まえたのだと思います。
1匹出来るようになったら、もう他の子たちは真似するだけですから、きっとすぐに3匹ともコオロギを捕まえることが出来るようになると思います。
しかしっ・・・・・もう既に30匹くらいのコオロギが室内の何処かに潜んでいると思います。
今日はもう一つ記事があるよっ。
ベビーの記録はもう少し待っててね。
ベビーの里親さんを募集しています。
春のベビーは2匹ともお迎えされました。
夏のベビーは里親さんが決定しました。
次回の募集時期は未定です。
キャンセル待ち・次回の子を希望の方は↓
【コチラ】をご覧ください。
↑よかったらクリックしてね↑
雛も大きくなり、総勢12羽となりました。
興味があったら【オカメインコの日記】も見てね。