"りりあ"の袋から出て来た↑双子のベビー↑です。
お腹に子供が居るみたい・・・・・の記事から放置でしたが、実は観察はシッカリ続けていました。
ですがなかなか上手く写真が撮れずボケボケで、そしてコチラの日記を書く余力が無かったのでした。
前回の日記を書いたのは2月の末頃だったと思いますが、その暫くするとお腹の膨らみが分かるようになりました。
確実に妊娠していると思われたため、3月19日にジャンボミルワーム1kg (約1000匹) & オキアミ (エビの小さいの) 500g & 冷凍ワカサギ 500g & ピンクマウスSS 20匹をネットで購入しました。
★3/13日の写真★
ボケボケですがお腹の膨らみが何となく分かるでしょうか?
現在はジャンボミルワームを大きなプラスチック水槽で、魚のアラを餌として与えて育てています。
早速試したのですが、オキアミは殆ど手付かず。
ワカサギは大きすぎで・・・内臓の辺りを少し齧っただけ。
ピンクマウスは"りりあ"だけが食べましたが他の子は食べず。
ジャンボミルワームは毎日6匹与えていました。
★4/29の写真★
ピンクマウスを必死で食べている現場です。
ところが、4月の末頃になって"りりあ"がジャンボミルワームを食べなくなって来ました。
既にお腹も随分大きくなって来ていて、おそらく1ヶ月以内にベビーが袋から出て来るだろうという状況でした。
お腹の袋の穴の両側がモッコリしており、そしてモコモコ動くのがハッキリ確認出来ました。
その時点で2匹とも元気に育っているのが分かりましたから、沢山の栄養を必要としている事も十分理解出来ました。
最初にピンクマウスを与えた時、やはりその姿にショックを受け、養殖現場を勝手に想像して思い浮かべてしまうほどでしたから、最初に1度与えた以降はマウスは与えずジャンボミルワームを毎日与えていたのですが・・・・・あまりにも大量(約千匹)にいるし、与えやすいし・・・
でもやはりピンクマウスを与えるべきだと強く感じたのです。
すると飛びついて容器からかっさらい、他の子達から離れて一匹になれる場所まで行って夢中で食べ始めたのです。
相当欲しかったのだと思いました。
ジャンボミルワームだけではなく、数日に一度はミルクをたっぷり与え、エッグフードもワカサギの干物も毎日与えていたのに、やはりソレでは栄養不足だったようです。
毎日ネクターは沢山飲みますが、ヨーグルトも食べますが、果物などには殆ど手をつけずカロリーの高いカボチャの種等ばかりを好んで食べていました。
なのでこの日から毎日"りりあ"にピンクマウスを1匹ずつ与える事にしました。
幸いな事にオス二匹は全くピンクマウスを欲しがらず"りりあ"だけが目の色変えて要求するので、毎日1匹ずつ与えて様子を見ていました。
そう・・・・・要求するのです。
私がケージの前に行くと袋から出てきて餌をねだるのですが、干物を与えても顔を背け、コーンを差し出しても舐めただけで放り投げ、大好きなビスケットを与えても受け取ろうとせず、ゼリーさえも知らん顔で・・・・・・・・そして「餌ちょうだいっ」って顔でせがむのです。
マウスが欲しいって事は私にもすぐに理解出来ました。
★5/7の写真★
他の餌に見向きもせずにマウスを食べている"りりあ"です。
この頃には1日1匹では満足しなくなりました。
出て来るたびにマウスを欲しがるのです。
ところがマウスは20匹しか購入しなかったため・・・・・
だって1匹30円以上するのです。
コレでも安い方で、多くの店ではSSサイズでも1匹40円〜50円もするのです。
もし食べてくれなかったら・・・と思うと、とても大量に購入する勇気は無かったのです。
20匹程度なら「もし食べなかったらジャンボミルワームの餌にしても惜しくない」と思える量 (金額) だったのです。
そんな訳で在庫が殆ど無い状態になってきたので要求に答えてあげる事が出来ず、ジャンボミルワームとマウス1匹でごまかしながら「次の注文」を決心するに至ったのです。
★5/8の写真★
コレもボケボケですが、相当お腹が大きくなっていて「そろそろ出てくるんじゃないか?」と思われる感じになってきていました。
今回はマウスを纏め買いする決心し、1日2匹で半年分・・・・と言う事で300匹の注文をしました。
在庫残り2匹・・・・・というところでギリギリセーフで荷物が届きました。
早速2匹解凍してケージにセットすると・・・・・気がついたら無くなっていました。
どうやら2匹とも"りりあ"が食べたらしいです。
その後夜の食事をセットするときに、再度3匹入れてあげたのですが、朝起きたら無くなっていました。
既にお腹の子達は相当大きくなり、時々袋から尻尾や背中がはみ出るほどになってきていましたから"りりあ"の授乳量も増え、相当沢山の栄養を必要としていたのだろうと思われます。
★5/12の写真★
袋からベビーの背中が見えています。
もっと早くに追加注文し、毎日好きなだけ食べさせてあげれば良かったと激しく後悔しました。
1日1匹では全然足りなかったのだろうと思います。
★5/14の写真★
身体半分袋から出ているのですが、必死に袋の中に入ろうともがいています。
現在マウスは、朝2匹・夜2匹与え、欲しがるようなら在庫は沢山あるので・・・そして小さいので常温ですぐに解凍できるので、欲しがったら追加で与えるようにしています。
不思議な事にオスたちは全く興味を示していません。
オスたちは相変わらずコーン・ゼリー・ビスケット・カボチャの種といったジャンクフードが好きで、最近はえんどう豆を好んで食べるようになりました。
果物は毎日沢山残されるのですが、ネクターを毎日飲んでいるので栄養的には不足はしていないだろうと思われます。
実は相方が「引き離さないとオスに食われる」と激しく心配していたのです。
ですがマウスに関心を持たないので、実は少しホッとしていたのでした。
★5/15の写真★
ポーチの中にいるベビーです。
実は昨日の午後辺りから、ポーチの中で普段とは違う声が聞こえてきたのです。
ジッジッジッジッ・・・・と言うような声です。
威嚇のギーギー声とは違い、シーシー言う声とも違い、勿論アンアンという声とも違い・・・
耳になじみの無い声に「何だろう」と思っていたのです。
その声は決して怒っているような感じではなく・・・でもまさかベビーが食べられたりする事が無いだろうかという不安は消すことが出来ずにポーチを覗いたのです。
するとベビーが出て来ていたのです。
たぶん数日前からポーチの中では既にベビーは出ていたのかもしれません。
"りりあ"が外出するときだけ袋に潜り込み・・・でも身体が大きくなってきていて上手く潜り込めず、身体が半分出てもがいているような姿を何度も目撃したのかもしれません。
袋の中では5匹で平和に過ごしていました。
心配したオス達が・・・・・特に父親ではない"ふろる"が危害を加えないかが心配だったのですが、どうやらその心配はしなくて良さそうです。
だって今日なんて、ベビーをポーチに残したまま"りりあ"が食事に出て来てしまうと、"ぎぎ"と"ふろる"が1匹ずつお腹に抱えていたんですよ。
おそらく偶然だろうとは思うのですが、凄く感動してしまいました。
一番最初のベビーの写真は、"りりあ"の留守中にポーチから誘拐して写した写真です。
ベビーを出したら"ぎぎ"と"ふろる"も出て来て私の手に乗ってきたのも偶然かもしれませんが、私にはベビーを心配して追い掛けて来たように見えたんです。
↑よかったらクリックしてね↑
雛も大きくなり、総勢12羽となりました。
興味があったら【オカメインコの日記】も見てね。