アメリカのほとんどのペットフード業界が会員となって構成されている協会です。
日本で言う「日本ペットフード工業会」のようなものです。
犬に関しては、ドッグフードの品質やそれに含まれる栄養素などを発表しています。また、犬の理想的な飼育と管理にも力を入れて活動しています。
動物愛護団体や動物病院、民間を対象としたセミナーを開き、ペットフード産業の開発や研究などの情報交換などを行い、ペットに関する知識を広める活動をしています。
日本でも、PFIのセミナーが行われたことがあります。
BSE(狂牛病)問題で、FDA(アメリカ食品医薬品局)が、全てのペットフードの表示強化が検討されたことに先立ち、PFIが事前にペットフード購入者にアンケートを実施。
その結果、狂牛病についての表示がリアルなほど、購入者は逆に不安に思い、ペットフードを止めて手作りフードなどへ切り替える可能性が強いことが分かり、それを金額に換算すると約20億ドルになることから、ペットフード産業に与える損害は大きいとPFIが指摘したことがあります。
このように、ペットフードに関することだけではなく、ペットと人間の上手な繋がりや、ペットフード産業と消費者との関係に力を入れている協会です。
ドッグフードの栄養素の基準や、品質の管理などの詳しい内容は資料が無いので分かりませんが、信用できる機関だと思います。