データベース移動作業における情報保管庫です。 ご自由にご覧下さい。

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りゅー

データベース移設の為に一時的な保管を兼ねて公開している情報です。ここでの記事は、あくまで、本が読める人で、WEBを閲覧出来るならば誰でも仕入れる事が出来る情報を集めて、それに自分の意見を乗せた記事です。記事に含まれる事例・定義・根拠などは全て「引用or参考」です。事実関係を直接指摘されても困ります(--;)ご注意ください。また、単純に恐怖心だけをあおっているのと違います。いい物の見分け方などの予備知識を得る事で、ペットの健康な食事管理の手助けになればいいな♪そんな思いで綴ったものですのでご理解ください。

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Aug 14, 2007
トウモロコシ

良質なもので、ほどよく配合されている分には問題はないでしょう。
しかし、ペットフードの原料として使用されるトウモロコシについてのいい噂はあまり聞きません。

ドッグフードに少々含まれている分には問題はないのでしょうが、トウモロコシがフードの主原料となっている場合が多く見受けられます。
それはナゼでしょう?
理由は簡単です。肉より安いからです。
品質よりも安さを追求しているメーカーのドッグフードはほぼ100%トウモロコシが主原料です・・・・・

トウモロコシはイネ科の植物で、飼料などに使用される原料として実に50%を占めるほどの重要な穀物です。
デンプン質は高く、繊維はそれほどありません。飼料用としてアメリカから年間約1,200万トンが輸入されています。

 

≫ドッグフードに使用されるトウモロコシの実態!

 

トウモロコシの栄養価値は、米と比較した場合炭水化物の利用価値としては低い物です。
さらに、飼料やペットフードの原料にに回すしか利用価値が無くなったものが使用されます。
もしくは、品種そのものが違ったりします。
トウモロコシの主な品種は、

  • デントコーン
  • フリントコーン
  • ポップコーン
  • ワキシーコーン
  • ポッドコーン

に分けられます。
ドッグフードの主原料となっているのはデントコーンが圧倒的に多いようです。
デントコーンは芯が長く、殻粒が多いので反収が多いのが特徴で主にアメリカで『飼料用』として栽培されています。

その他、食用トウモロコシの製造の際に出る『ホミニーフィード』という副産物が発生しますが、その副産物もペットフードに使われます。

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米(白米・玄米)
ドッグフードの原料として1番消化吸収がよく、栄誉価値の高い物が米です。
ただし、これまでの肉や穀物などの原料同様に、必ずしも高品質なものが使用されているとは限らないので注意は必要です。

表示に「白米玄米(ブラウンライス)」と表示されていれば、まず心配ないかと思いますが、「米粉」と表示されている場合は注意が必要です。(AAFCOの表示を厳守している場合ですが...)
」と「米粉」は似ているように見受けられますが、全く別のものです。
米は文字通り「米」なので説明は必要ないかと思いますので、「米粉」についてご説明します。

米粉とは、たいてい製粉の最後の工程で出来る(残る)物のことを指します。
細かい粉末で、栄養価値はとても低いものです。
トウモロコシなどと同様に、何らかの理由で食用としての利用価値が無くなった物も、ただ廃棄するのはもったいないので、飼料や肥料、ペットフードの原料として「リサイクル」されたものが、米粉の中に含まれるケースもあるようです。

玄米(ブラウンライス)とか白米など、どんな米なのかがある程度判断できる表示をしているドッグフードは良心的だと思います。
さらに安心を追求するのであれば、米を含む全ての原料が「食用レベルである」という認定を受けているものを与えましょう。

ただし、ドライフードの場合は高温で加工されるので、かなりの栄養素が熱で奪われるのも事実です。
ただ米が入っているというだけで、いい悪いの判断できません。
フードメーカーのポリシーと技術が全ての品質を左右しています。
麦(小麦・大麦・オート)
これら『麦系』についても、一概に良い悪い・安全危険という表現はできません。
というのは、危険の物もあるし、安全なものもあるので、断定した表現は難しいのです。

ではまず安全で栄誉価値の高いもをご紹介します。
「麦」といっても沢山あります。
  • 大麦
  • 小麦
  • ライ麦
  • カムート麦
  • オート麦
  • スペルト麦
  • オーツ麦
などなど...
その中でもドッグフードに使用される代表的な麦は、小麦大麦オート麦です。

よく聞く、オートミールというのは、オート麦の実の部分のことを言います。
麦の「カス」と間違われやすいですが、正真正銘の実の部分のみを砕いて粉状にしたものが「オートミール」と呼ばれています。

大麦・オート麦は比較的栄養価の高いものだと言われています。
大麦は消化吸収の大変よいアルブミン、グロブリンといったたんぱく質が豊富で、食物繊維も不溶性と水溶性繊維をバランス良くたくさん含んでいます。

オート麦は食物繊維、カルシウム、鉄分が豊富で、古代より薬草や麻薬中毒の治療薬として用いられてきました。
内部が何重もの外皮に包まれており、農薬を用いることなく順調に栽培することが可能な麦です。『ケーナインヘルス・カタログより』
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大豆(大豆粉・大豆ミール)
大豆は「畑の肉」と呼ばれるほど、いろんな用途で利用でき、最近話題の「大豆イソフラボン」の効果などで人気爆発中のの穀物です。

ただ、犬に大豆を与える場合は、ちゃんと加熱をしてあげないと消化できません。
ドライフードの場合、確実に加熱されていますが、大豆そのものの品質が疑われています。

とくに「大豆粉」「大豆ミール」と表示されている物は注意が必要です。
「豆類」という表示が1番最悪です。
それらは、大豆そのものではありません。
油脂分や栄養素を搾り取ったあとに残る完全な「カス」です。
「カス」といえば「おから」を思い浮かべますが、おからには栄養分も残っている上に、消化吸収も良いのですが、大豆粉(ミール)は比べ物にならないくらい「カス」です。

ただのカスならいいのですが、大豆粉はカスを通り越して有害だと言われています。
大豆粉(ミール)を与え続けると、腸内が異常に発酵してしまい、大量の「ガス」が発生しておなかが膨張してしまう「鼓腸症」という病気を引き起こす可能性があります。
大豆粉が入っている日本やアメリカのドッグフードを食べた犬は、この「鼓腸症」の発生率が高く、大豆粉を一切使用していないドイツでは、全く鼓腸症がみられないというリアルな統計があります。
この鼓腸症で死亡する犬は、アメリカだけでも年間36,000頭にも及ぶそうです。
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ふすま
通常「ふすま」とは小麦の粒の外皮と麦芽の混合物を指します。

小麦?外皮?と聞いて、『麦・小麦・オート麦について』の中でご紹介した、「小麦粉」を思い浮かべて、「うわっ、危ない?」と思うかもしれませんが大丈夫です。

「ふすま」は小麦ブランとも呼ばれ、人間用のふすまクッキーがあったり、食品メーカーの日清さんでも健康食品として「小麦ふすま」などの製品を発売しているほど、最近注目を浴びている素材です。
食物繊維とミネラルの宝庫とまで言われています。

ふすまの主な栄養成分は、不溶性のセルロースとヘミセルロースで、これらはいわゆる食物繊維と呼ばれるものです。
その他、鉄分、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、銅などが含まれ、フィチン酸という成分が最近注目され研究されています。

犬が食物繊維を上手に消化できないのはご存知かと思いますが、この「ふすま」のように食物繊維が多いものを粉末状にし、ちゃんと加熱すれば、消化吸収にとても効果があります。

もちろん、ふすまばかりを与えていては健康を害する可能性がありますが、ドッグフードの中に上手に配合されていれば有効的に作用するでしょう。

小麦粉が配合されているドッグフードは山ほどありますが、ふすまを使用しているドッグフードはまだ少ないので選ぶのは大変かもしれません。
トマト
ドッグフードにトマト?と思われるかもしれませんが、以外と効果的な食材です。

トマトに含まれる色素の「リコピン」は活性酸素を除去する効果があり、がん細胞の増殖を抑えたり、体の老化を防ぐ効果かがあります。
(トマト=リコピンではなく、トマトに含まれる赤い「色素」がリコピンです)

さらに、リコピンは目にも良いので、最近では目のサプリメントなどに「ルテイン」・「アントシアニン」に次いで重要な色素として「リコピン」が配合されています。

抗酸化作用のある物としてビタミンEが注目されていますが、リコピンの抗酸化能力はビタミンEの約100倍とも言われています。

ただ、ドッグフードとして加熱処理を行った場合に、どこまで栄養素が残っているのは分かりません。
このトマトもこれまでの穀物と同様に、全てが安全なものなのかは判断できませんので、そのドッグフードに使用している原材料の全てが人間の食用レベルの物なのかをご確認して下さい。

くどいようですが、良い物も悪い物も成分表の表示上は「トマト」としかありません。
ドッグフードのパッケージをよ〜く見て、いい物か悪い物かを判断して下さい。
ニンジン&ポテト
ニンジンはβカロチン・植物繊維・ミネラルが含有しており健康維持の効果が期待出来ます。
ポテトは上質なカリウムを摂取する事が出来、代謝エネルギー源が豊富です。

これらは、主成分として配合さることはあまりありませんが、有効的な素材だと思われます。

ドライフードでは分かりづらいかもしれませんが、ウェット缶や冷凍フードなどの場合は素材が見えるので、ニンジンやポテトが確認できる物もあります。
※粗悪な「缶詰」は大量の酸化防止剤(化学薬品)が添加されている場合があります。
「生に近い」状態であればあるほど、品質維持が大変になります。
よほど信頼できるフードメーカーの缶詰以外は信用しない方が良いでしょう。

しかし、だからと言って、生のニンジンやポテトを与えても効果はありませんのでご注意を。
犬にとっても食物繊維は大切な成分ですが、生の野菜に含まれている食物繊維をそのまま消化することは苦手です。
加熱して砕いたりしてあげた方が上手に吸収できます。
ビートパルプ

ビートとは、甜菜(てんさい)砂糖大根などと呼ばれている物です。

ビートパルプは、そのビートから糖蜜を摂るときにできるものです。
製造工程で生まれる副産物の一つです。
ビートそのものは、人間用のボルシチの材料としても使われています。
アメリカ、中国、欧州、チリなどで生産されており、日本では北海道で生産されています。

 

>>ビートパルプは2種類ある?

 

前述したビートパルプは、製造工程で発生した純粋な副産物です。
しかし、ペットフードや飼料に使われるビートパルプはちょっと別物です。

通常ビートパルプは甜菜を絞って圧力をかけて取り出されますが、そんな手間を掛けずにビートパルプを抽出する方法があるのです。
その方法とは、硫酸系の薬剤を使って人工的に無理やり甜菜を溶かすというやり方です。
その時の搾りカスがビートパルプとしてペットフードなどに利用されます。

では、薬剤を使って抽出されたビートパルプが入っているドッグフードを食べるとどうなるか考えてみましょう。まず効果として、

  • 便が固まる。
  • 便の臭いが抑えられる。

という飼い主にとって都合の良い効果があります。
一見すると、とくに問題はなさそうですが、実はここに落とし穴があるのです。

便が固まるメカニズムは、
ビートパルプを取るときの薬剤が便の排出を促す神経伝達を遅らせ、腸内に便が長く留まる結果、便が固まってしまうだけ。
便の臭いが抑えられるメカニズムは、
大腸に便が長く留まっていれば水分中のアンモニア臭が消えるだけ。

あまり体に良いとは思えないですね。
私個人の意見では、ビートパルプが入っているドッグフードは与えたくないです。

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ハーブ類
ハーブといっても様々で、そこら辺に生えているたんぽぽも、よく食べるショウガもハーブです。
ドッグフード(手作り食も含む)に有効なハーブについてご紹介して行きます。
アルファルファ
アルファルファは”ハーブの王様” ”食物の父”と呼ばれるほど栄養価が豊富で、2千年前から牧草やハーブとして利用されてきましたが、最近では健康野菜として食べられている植物です。栄養素は、豊富なたんぱく質に加え、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、銅、カリウムなど微量ミネラルの栄養素がふんだんに含まれ、さらに葉緑素(クロロフィル)、カロチン、ビタミンA、D、E、B1、B6、B12、Kそして数種類の消化吸収の良い亜鉛などが高レベルで含まれているので、関節炎などの炎症の抑制や食欲増進、消化促進、その他老化防止などの様々な効果が期待できる食材です。
フラックスシード
亜麻の種には、オメガ3脂肪酸(αリノレン酸)、オメガ6脂肪酸(リノール酸)、オメガ9脂肪酸(オレイン酸)が含まれており、特にオメガ3脂肪酸の宝庫で、50%以上含まれています。これらの必須脂肪酸は、免疫障害の予防や抗酸化作用、抗炎症作用、心臓病予防、抗がん作用など様々な効果が期待できるもので、脳や神経の発達にも関与する栄養素です。健康な皮膚や美しく輝くような被毛のためには欠くことのできない栄養素で、オメガ3とオメガ6のバランスも重要とされています。これらは、体内では合成されないため、食事から摂取する必要があります。
パセリ
野菜類の中でトップレベルのビタミン類と葉緑素により、がん予防などに非常に効果的です。
じゃがいも
加熱処理にも強いビタミンCや他のビタミン類を多く含んでおり、「健康の源」とよばれています。
ローズマリー
最も古くより利用されているハーブの一種で、特に老化防止のハーブとして有名です。
ユッカ
アレルギー、関節炎、骨・関節、柔軟組織、腸と結腸の問題に効果があります。ユッカは、ステロイドサポニンというものを含んでおり、副腎のステロイド分泌を促し、痛みやかゆみを抑える効果があります。 サポニンには天然の鎮痛作用があり、また、ペットをストレスに強くする作用もあります。さらに、ユッカは界面活性剤としての効果もあり、栄養素の吸収を助けます。また、体臭や便の臭いを抑える効果もあります。
ガーリック
ガーリックは、ドイツでは循環器系疾患の予防薬として、米国ではがん予防食として、またヨーロッパのハーブ業界団体(ESCOP)では、抗菌、脂質低下、その他様々な薬理作用を承認しています。これらの効果は、ガーリックに含まれる特有の微量栄養素といわれる医薬品として承認されるほどの生理活性物質にあります。それは、強力な殺菌作用や抗酸化作用があるアリシンや新陳代謝を活発にしてくれるスコルジニンという成分で、食中毒や伝染病、がんなど以外にも様々な効果が確認されています。