プロピレングリコールの性質は無色で粘性があります。
用途は主に、
- 着色料保存料のどの溶剤
- ビタミン剤や化粧品の安定剤
- 車の不凍液(クーラント)
- ブレーキオイル
- 除草剤
- 塗料やワックス
- 洗剤
- ペットフード
- 加工食品
など私たちが生活している環境の中のあらゆるところに使用されています。
(ドイツなどでは食品への使用が禁止されています)
プロピレングリコールに直接触れると、接触性皮膚炎を起こします。
また飲んだ場合には、
肝臓
賢蔵
心臓
脳
などの障害を引き起こしますし、吸い込んだだけでも中枢神経抑制を起こすことが報告されています。
さらに、染色体異常や溶血作用もあり、極めて危険な添加物です。
毒性が強いので、もしプロピレングリコールの液体が地面にこぼれた場合は、汚染された地面を掘って取り除き、有毒廃棄物としてトラックで輸送され処理されなければならないそうです。
プロピレングリコールをトラックで運搬するには危険物取扱免許所持者でなければなりません。
なぜそんな危険なプロピレングリコールがペットフードへ使用されているのでしょう?
理由は簡単です。
それは、強力な酸化防止剤としての効果があるだけではなく、保湿性が良いので乾燥を防ぎ、いつまでも柔らかく噛みやすい状態で保存できるからです。
さらに天然のビタミンなどの酸化防止剤よりもずっと安く、添加を禁止されている訳でもなく、表示義務すらないのでメーカーにとってはありがたい存在なのでしょう。
≫家中にあるプロピレングリコール含有製品
ついでにお家にあるハミガキ粉や化粧品・シャンプーなどの成分表示をよ〜く見て下さい。
きっと家の中に1つは「プロピレングリコール」という表示のある物が見つかるでしょう。
私(管理人)の家にもい〜っぱいありました!
テレビのコマーシャルで「肌に優しい」とか「赤ちゃんの肌にも使える!」って主張しているボディーシャンプーにもちゃんと(?)入ってました。
『保湿成分』と言えば聞こえがいいですが、結局は『有害物質』です。
プロピレングリコールは接触性皮膚炎を引き起こすものです。
肌を保護するつもりで使っている化粧品を見て下さい。
中にはプロピレングリコールが含まれている商品があるはずです。
そんな商品には必ずこんな注意書きがあります。「傷やかぶれている肌には使用しないで」と。
さらに、皮膚に何らかの異常が現れた場合にはすぐさま皮膚科に行ってね。とも.....
「肌に優しい」とか言うわりには注意書きが多すぎるんじゃない?という素朴な疑問を抱きました。
お金を払ってまで危険な物質を体内に入れる必要はありません。
これからお買い物をする時には「プロピレングリコール」と表示されている物は、ドッグフードはもちろんのこと、身の回りの生活用品から食品など全てにおいて、購入しないことが健康の第一歩でしょう。