データベース移動作業における情報保管庫です。 ご自由にご覧下さい。

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りゅー

データベース移設の為に一時的な保管を兼ねて公開している情報です。ここでの記事は、あくまで、本が読める人で、WEBを閲覧出来るならば誰でも仕入れる事が出来る情報を集めて、それに自分の意見を乗せた記事です。記事に含まれる事例・定義・根拠などは全て「引用or参考」です。事実関係を直接指摘されても困ります(--;)ご注意ください。また、単純に恐怖心だけをあおっているのと違います。いい物の見分け方などの予備知識を得る事で、ペットの健康な食事管理の手助けになればいいな♪そんな思いで綴ったものですのでご理解ください。

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Aug 16, 2007
ドッグフードは安全か?

のっけから結論を言います。


数あるドッグフードの中にはお世辞にも「安全」とは言いようの無い粗悪なものが存在しています。

ドッグフードだけではありませんが、全てのペットフードにおいて「安全か?」という疑問に対して自信を持って「安全です」と言えないのが悲しい現実なのです。
『ペットフードの中身は?』で詳しく説明しますが、原材料製造方法を信用できない以上、

  • 「栄養満点」
  • 「○○成分配合」
  • 「○○の定める栄養基準をクリアしています」
  • 「保存料無添加」
などと表示されていても、残念ながらそのフードを信用する為の判断材料にはならないのです。

犬や猫が必要とする栄養の研究を重ね、いろいろな試験を繰り返して製造されて来たものが「総合栄養食」であると信じて来た方々にとっては、「ペットフードが安全とは限らない」という話は信じがたいものかもしれません。

そもそもペットフードというものの世界的な見解は「人間が食べることの出来ない部位、個体を再利用するためのもの...」というレベルなのです。
世界中では食べるものさえも無く、餓死してゆく子供たちが沢山いる中で、「ペットごときに良いものを食わせるなんてどうにかしてる」という人が大勢いるのです。
私たちはつい「飼い主目線」でばかりものを見てしまいがちですが、世界中を見渡すとペットには全く興味が無い人がとても多いことをまず理解していなければなりません。

そしてペットフードというものは、地球環境の汚染を防ぐための「命のリサイクル」と称され、廃棄物処理場としての重要な役割があることも知っておかなければならないでしょう。

それらを理解し、ペットフードについて疑問を感じている獣医さんも実はけっこう多いでのす。
岐阜県多治見市のとよおか動物病院の校條均先生のコメント。
引用:
『アレルギーは食べ物からきていることがかなりあります。
悪いフードは本当に悪いですよ。
その子の体質によって合う合わないはあると思うんですけど、皮膚病の原因とか消化器系の病気の原因をつくっているものもあります。
とくに安売りの粗悪品とかはかなり身体に悪い。また、猫用のキャットフードには重金属の汚染すらある。』
ペットの命を守る『著・坂本徹也(ハート出版)より』
確かに、ペットフードの普及に比例して
  • 関節が悪い
  • 心臓が弱い
  • 肝臓が悪い
  • 皮膚病がひどい
  • アレルギー
  • ガン
など様々な疾患を持っているペット達がものすごく増えてきているのは事実なのです。
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ちょっと業界裏話?

≫ちょっとだけドッグフードの裏話をします。

 

本当に安全して与えられると判断できる「良質」と言われるドッグフードは、

  • ホームセンター
  • スーパー
  • ドラッグストア
  • 大規模なペットショップ
  • コンビミニエンスストア

には販売する資格が与えられません。
「え??」と思われるかもしれませんが、本当です。


本当のナチュラルフードは、スーパーやホームセンターやドラッグストアの棚に並ぶことは絶対にあり得ないのです。
まず、ドッグフードの品質ランクをご紹介します。

 

※あくまで情報源はメーカー及び取次店担当者から直接聞いた話を参考とし、個人的な解釈にて判断したものとご理解ください...

 

下記参照。

  • 1.量販店向けのフード。
    スーパー、ホームセンター、ドラッグストア、コンビニなど、どこにでも格安で売っているフードです。品質は最悪です。基本的に『食べ物』だとは思わない方が良いでしょう。
  • 2.専門店向けのフード。
    基本的にクオリティーの高いフードです。食事などの重要性を理解し、一般消費者への働きかけが出来る専門店のみに販売が許されます。もちろんスーパーなどの量販店が取り扱うことは不可能です。例)ニュートロのナチュラルチョイスなど。
  • 3.正規販売取り扱い店向けフード。
    品質はとても高いのもです。又、メーカー側の商品に対するポリシーも高く、これらのフードは、フードメーカー(又は代理店)の準ずる販売審査をクリアしたショップ・ブリーダー・獣医師のみに販売が許されます。フードの基礎知識などを十分に理解し、飼い主へ適切なアドバイスなどができるか、又フードを販売することへの意識調査や販売体制などが問われ、その上で販売店としてふさわしいと判断された場合のみ販売が許されます。メーカー(代理店)と直接契約を交わすので、問屋を通すことはありません。もちろん量販店に並ぶことは絶対にありません。
  • 4.メーカー(又は輸入元)直販限定フード。
    これらのフードは一切の販売店を置かず、メーカーから直接消費者に届けられます。その理由は、流通時の温度管理や販売店の製品管理などで起きる不具合を未然に防ぐために、むやみやたらに展開することをしていません。フードメーカーが自社の管理範囲以内のみで製品を流通させています。

上記のように、同じ「ドッグフード」という名前でも様々なランクがあります。
そして、粗悪なものと良質なものとの品質の差は、天と地ほど違うのです。

 

余談ですが...

ご存じヒ○ズシリーズも国内では「チキン」などとあたかも「肉」を想像させる表記になっていますが、本国の公式HPには「Chicken By-Product Meal」と表記されています。

ようするに副産物粉です。

肉はほぼ入っていません。詳しくは上記リンクより副産物粉をご覧ください。

 

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人間の食べ物を与えてはいけない?
よく聞く話で、「人間のおかずを与えてはいけない」というのがありますが、粗悪なドッグフードを与えるくらいなら、人間の食べ残しを与えている方がよっぽど無害でしょう・・・
なぜなら、人間が食べれる物だからです。

人間が食べられないものを犬に与える方が疑問です。
今与えているドッグフードをあなたはボリボリ食べれますか?
スーパーやホームセンターで売っている、キロあたり50円くらいの着色料だらけの油臭いドッグフードを自分の子供に与えたいと思うでしょうか?
よ〜く考えてみて下さい。

ただ、調理された人間の『おかず』をそのまま与えることは止めましょう。
なぜなら、
  • 加工食品
  • 冷凍食品
  • 化学調味料
  • みそ
  • しょう油
  • 農薬散布された野菜や果物
などの「あらゆる食品」には約3000種類以上もの化学物質が添加され、水道水からは約700種類の化学薬品が検出されているのです。
それら化学薬品の中には神経系毒性のある化合物が約800種類以上あると言われています。
これらの有害物質は、私たち人間には無害(全く無害なんてことはない)な規定量範囲内であっても、私たち人間よりも体の小さい動物達には決定的なダメージを与えかねません。
しかし、それでも粗悪なペットフードから見ればまだまだ『安全』です。
くり返しますが人間のおかずを与えることを薦めている訳ではありません!

粗悪なドッグフードには、
  • 絶対に私たち人間の口に入らない(入れてはいけない)レベルのひどい原料
  • 食品添加物に使用を禁止されている添加物
  • 農薬としても使用を禁止されている化学薬品
などがじゃんじゃん添加されている物もあるのです。
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やりたい放題!ドッグフード産業の実態!

アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアなどでは、ペットフードは畜産動物の飼料と一緒に『飼料法』のようなかたちで、国や州ごとに管理されています。
例えば、アメリカでは『AAFCO(米国飼料検査官協会)』が決定した基準を各州が飼料法として反映し、『FDA(連邦食品薬品局)』が薬事関連の規制を行い、『USDA(連邦農務省)』が製造、原料管理をする上での法規制があります。


では、日本はどうでしょう?
残念ながらペットフードを規制、管理する直接的な法律は今のところ存在しません。
ただ、

  • 関税定率法
  • と蓄場法
  • 食鳥処理事業の規制及び食鳥検査に関する法律
  • 家畜伝染病予防法
  • 飼料安全法
  • 食品衛生法
  • PL法(製造物責任法)
  • 容器包装リサイクル法
など様々な関連法律が関与しています。

上記の『蓄場法』を例にとってみると、と畜場から出る畜肉原料の安全性や使用規定などが細かく定められており、「肉を調達する」といってもそう簡単ではないようです。
しかし、あくまで人間の食用に使用する際の法律なので、使用目的がペットフードとなればその法律がそのまま反映するのか?という疑問は残ります。
実際にと畜場から腐敗した肉の山を調達して行く業者が目撃されたりしています。

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酸化防止

酸化防止」と聞くと、ものすごい危険なイメージがありますが、全く何も酸化防止せずにそのままドッグフードを製造して流通させる方が危険な場合もあります。
一応『肉加工品』ですからね・・・

だとすれば、フードメーカーも堂々と『酸化防止剤を使用している』と言えばいいのですが、なぜか酸化防止については『』に葬られている場合が多いです。

私たち人間が食べている食品にもありとあらゆる「酸化防止剤」が含まれているのはご存知かと思います。時として酸化防止剤は必要な物なのかもしれません。
ただ、人間はカップ麺やファーストフードなどばかり食べていたら健康に悪いという認識があり、たまには無農薬・有機栽培・オーガニックなどと書かれているものを意識して選んだりして健康管理が可能ですが、ワンちゃんはそうは行きません。
飼い主さんが与えた物しか食べて行けないので、有害な保存料(添加物)が含まれているフードを長年与えて行くと、後々に健康を害します。
できるだけ安全なフードを選んで下さいね!

 

≫有害な酸化防止剤トップ3発表!

 

では、有害な添加物の御三家と言われている「エトキシキン」・「BHA」・「BHT」の3つからご紹介しましょう。後半に動物に無害な添加物も紹介しています。

 

エトキシキン
除草剤や害虫駆除などに使われるダイオキシン系の化学薬品の一成分です。
アメリカ軍がベトナム戦争で「枯れ葉作戦」にオレンジ・エージェントという名前で空中から散布された化学薬品にもエトキシキンが含まれていました。
エトキシキン=枯葉剤という印象が強いですが、エトキシキンが枯葉剤の主成分ではなく、枯葉剤の酸化防止のための一成分です。
もともと天然ゴムの安定剤として開発されました。
抗酸化作用があるので、ペットフードの動物性脂肪の酸化防止や、ビタミン・ミネラルの安定剤としても利用されるようになりましたが、アレルギー性皮膚炎を起こす可能性が指摘されたり、目と皮膚に炎症を起こす可能性があるとされたり、動物実験で腎臓・胃・膀胱・大腸にガンを形成することが分かり、現在日本では人間用の食品添加物としての使用はもちろんのこと、農薬としても使用を禁止されています。
ペンウォルト社という所で「デコキン」という名で売られているエトキシキンには、「ドクロ」マークと大きく「警告/毒」と記されています。

BHA
ブチルヒドロアニソールという、もともとガソリンの酸化防止のために合成されたものですが、食品の酸化防止にも効果があるされて、1954年には食品添加物として認可されたこともあります。

しかし、発ガン性や歩行障害、消化器疾患などが動物実験の結果で明らかになり、一般の食品には使用が制限されており、油脂の製造過程で用いることのみが認可されているそうですが、実際にはインスタントラーメン・魚介類・バター(マーガリン)・冷凍食品など広い範囲で使用されています。
にぼし」はみなさんご存知でしょうが、かなりの量のBHAが検出されているそうです。
しかもスーパーやデパートで販売されている「にぼし」を調査したところ、約60%の製品からBHAが検出されていたのです。
その中でも、パッケージのない「量り売り」が1番最悪だったそうです。
もし、にぼしを与えている飼い主様がいましたら、今日から止めた方がいいでしょう。(塩分も高いし)
一時このBHAの食品への使用を禁止しようと厚生省が動いたそうですが、アメリカやイギリスが猛烈に反対して、結局今でも使われています。
BHAを使用した食品を輸出できなくなると、アメリカやイギリスは面白くないのでしょう。
人の健康よりも商品が売れることの方が大事なんでしょうね。

ただ、人間の食品メーカーもドッグフードメーカーも、BHAを使用しているからといって、パッケージなどに表示されていないことが多く、判断のしようがないので困ります。
ちなみに、 ラードに0.01%のBHAを添加すると、保存期間が約6倍延びるそうです。
いかにも体に悪そうですが、メーカーとしてはありがたい存在でしょう。

BHT
ブチルヒドロキシトルエン。石油の抗酸化剤として開発され、1956年には食品添加物として認められています。
今現在でも
  • 冷凍食品やガム
  • 油脂やバター
  • プラスチック容器
  • 化粧品
  • シャンプー
などへ使用されています。
しかし、発ガン性の疑いがあるとされていたり、遺伝毒性が指摘されています。
BHA同様にペットフードの酸化防止剤としてよく検出される化学薬品です。

第3者の機関などを利用して、本当にBHTが混入されていないか検査をし、その結果の「証明書」を発行しているフードメーカーが増えてきていますので、そんなフードを選んだ方が安全です。
しかし、問題があります。
このBHTというのは、プラスチック容器の安定剤として多く使われています。
フードボールやおもちゃなどにプラスチック製のものがありますが、危険です。
その理由は、BHTが脂肪やお湯などに溶け出すことが最近分かって来たからです。
仔犬の時にフードをプラスチック容器でふやかす行為は、BHTが溶け出す最高の環境です。
ステンレスや陶器など、別の容器でふやかしてあげて下さい。

ちなみに、子供が遠足などに持って行くプラスチック製の水筒に熱湯を入れて2時間ほど放置すると、水筒の中にBHTが0.017ppm溶け出していたそうです。
0.017ppmという数値がどれだけ人体に悪影響なのかは分かりませんが、溶け出すという事実は変わりないので、プラスチック容器に油っぽい物を入れたり、温かいものを入れるのは避けた方がいいでしょう。
補足ですが、発泡スチロールはもっと最悪らしいです。


上記の物意外でもドッグフードには有害な化学薬品残留薬物が混入されていると言われています。

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『無添加』というウソ
ドッグフードは肉や穀物などのあらゆる素材などが集合した加工物です。
加工製品が無添加なワケがありません。
無添加というと、「有害なものが入っていない」というイメージがしますが、単純に「添加していない」と言っているだけです。
何が添加されていないのか、それが分からないと何の判断も出来ません。

無添加という曖昧な表現は最近問題視されており、人間の食品に関しては「無添加」という根拠の無い表現は現在禁止されています。
(合成保存料無添加、着色料無添加など、「何が無添加なのか表示する義務」がある)

保存料無添加!」などという表現のドライフードや、ウェットタイプのドッグフードをたまに見かけますが、正直、疑問です。
なんにも保存料が入っていないのに、なぜ賞味期限が1年〜3年以上もあるのでしょう?
本当に保存料を使用していないドッグフードもありますが、それらの商品の賞味期限はとても短く、製造日から3ヶ月くらいが一般的です。開封後は1ヶ月以内に食べきることが条件となっているものがほとんどです。(ほとんどの製品にはビタミンなどで酸化防止をしています。完全な保存料無添加のドッグフードはあまり見たことがありません)
『開封後はいついつまでに食べきってください』とか『製造後何ヶ月以内に与えてください』などの表現がどこにも見当たらないのに、『保存料無添加』などの表示があるフードは疑ってもいいでしょう。

ペットフードは製造段階で保存料を添加していなければ『無添加』なのです。
原材料やその調達の段階で大量の化学薬品を使用していても『無添加』なのです.....
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Aug 14, 2007
総合栄養食を過信しない
世界中を見渡しても、いまだに「犬」という動物の栄養学についての正式な文献というものは今のところ存在していないってご存知ですか?

唯一あるのはAAFCOが発行している「栄養基準」と呼ばれる物だけです。
つまり、犬の栄養学というものはまだまだ確立していないようです。

よ〜く考えてみて下さい。
犬という動物はチワワなどの超小型犬からセントバーナードなどの超大型犬までのいろんなが犬種いるのです。
(全世界中で400種類以上と言われてます)
同一動物でこれほどの種類と体重差がある生き物は地球上で犬だけです。
体重差が70kg以上にもなる「犬」という同一動物に対し、それぞれに必要な完璧な栄養基準はまだ不透明な部分が多いのです。
『まさか?』と思うでしょうが、事実なのです。

日本人の『成人男性に必要な栄養素』と呼ばれるものだけでも、数年毎に見直しがされ、その都度基準値がころころ変わっています。

同じ人間でも欧米人と日本人でも民族上の食生活の違いにより、腸の長さすら違うのはご存知でしょう。
日本人が欧米人の食生活に近くなった今日、そもそもの身体の作りが違うために色んな臓器に負担がかかり、生活習慣病などの温床となっていることが分かってきているのです。

人間の栄養学基準値でさえまだ不解明な部分が多く、世界的な基準すら明確でない今日に、「犬の完全な栄養学」なるものは存在していない。という意見が最近では常識になりつつあるそうです。
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ほとんどが廃棄物??

≫原材料は腐った肉?廃棄物??

 

日本国内でペットフードの原材料を扱っている所や工場を立て続けに見てまわったという、東京自由が丘で自然食のペットフードを作っているビッグウッド代表大木政春さんのコメントがあります。

引用:

『ある日、屠殺場の中にあるお肉屋さんに行ったとき、「ペットフード用のお肉はどこですか?」と聞いてみた。
すると、従業員が店の外を指さして「あれがペットフードだよ」と言うではないか。
教えられた場所を見ると、夏の暑いさかりだったのだが、店外に肉らしきものが山のように積んである。
それを業者がダンプカーで取りにきて、フォークリフトでどんどん積んで持っていくのだという。
それが、ものすごく臭くて、ハエはたかってるわ、下の方からは肉汁みたいなのがしみ出してきているわで、見るからに廃棄物だった。
あれがペットフードだって言われたときに、ああこれが原材料じゃ犬が病気になっても当たり前だと思いましたね。
そこは屠殺場兼お肉屋さんで県の施設の中にあるんですが、そこにダンプで乗りつけて買っていくというか、、タダ同然でもらっていく原材料の卸業者というのがある。
そこから個々のメーカーにまわされていくというのがペットフードの現実なんです。』
ペットの命を守る『著・坂本徹也』(ハート出版)より。


粗悪な原材料を使用しているフードメーカーが実在していることを裏付ける文章です。

たぶん、私はその「肉の山」を目の前にしたら直視なんか出来ないでしょう。
その臭いをかいだら気持ち悪くなるでしょう.....

日本国内でも、廃棄物はちゃんと「?」ペットフードへリサイクルされているようです。

死骸・死にかけ・病気・障害

≫原材料は、死んだ・死にかけ・病気のある・障害のある肉?

 

粗悪なものとして「4D」と呼ばれる有名な原材料があります。
主にアメリカの話ですが、ペットフード用の肉は「3D」と「4D」というふうに分類されているのです。
つまり人間用の肉とは全く別のルートで取引されているそうです。
「3D」・「4D」とは一体何なのかを解説して行きます。

これら「3D」・「4D」などのの基準は、「USDA(米国農務省)」の肉の流通に関する基準です。
USDAでは、肉の品質についてのランクを発表しているのです。下記の表をご覧下さい。

  • 1.Prime(プライム)=最もジューシーな肉。霜降り・テンダーカット。アメリカの肉屋さんでも、プライムのみを扱っているお店は全体の1%くらいだとか... すごく美味しいお肉のことです。
  • 2.Choice(チョイス)=霜降りでいいお肉には変わりないけど、Primeよりは若干下のグレード。
  • 3.GradeA(スタンダード)=ジューシーではないが、標準的な柔らかさで、一般的に1番食されているグレードです。
  • 4.Commercial=挽き肉用のグレードです。加熱した方が良いとか...
  • 5.Utility=サンドイッチやホットドッグなどの加工食品用です。
  • 6.Cuttings=主に缶詰用。食用としての最低級グレードです。(缶詰の肉は最低の肉ということ?)
  • 7.Other Use=人間用の食材としての使用を禁止しています。
  • 8.Grade D(3D Meat)=いわゆる(3Dミート)と呼ばれる物です。 Dead:死骸/Diseased:病気になった/Dying:死にかけの動物。これらの頭文字の3つの「D」を表しています。
  • 9.Grade D(4D Meat)=さらにひどい物で、いわゆる(4Dミート)と呼ばれる物です。「3Dミート」にさらに1つ、「Disabled:障害のある動物」が加わります。

7.番以降の原材料は、絶対に人間の口に入ることはありません。
しかし、ペットフードには当たり前のように使われているのです。
なぜなら、これらの食用に適さない肉をゴミとして正規に廃棄処分するにはお金がかかりますが、ペットフードとして「生まれ変わる」と、逆にお金になるので企業はペットフード産業に乗り出すのです。
そんな肉の使いまわしを「地球の資源の再利用です!」と表現しても、実際に動物を飼っている飼い主は納得しないでしょう・・・。

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原材料は5%のみ?

ペットフード公正取引協議会では、

引用:

『事業者は「ビーフ」・「チキン」など特定の原材料をペットフードの内容量の5%以上使用している場合でなければ、該当のペットフード商品名、絵、写真、説明文に当該当原材料を使用している旨の表示をしてはならない』
「ペットフード公正取引協議会/ペットフードの表示に関する公正競争規約・施行規則解説書(第2版)/特定事項の表示基準・第6条」

と定められています。

これだけを見ると疑問点は無いように見えますね。
しかし、逆に言うと「5%だけ入っていれば、原材料として表示しても良いですよ〜」と言っているのと同じ事に気づきましたか?
ですから95%トウモロコシなどの穀物類でも、たった5%ビーフを使っていればそのフードは「良質なビーフで出来ています!」と表示して販売することが可能かもしれません。
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主原料はナニ?
人間の食用レベルの良質な『肉』が主原料として作られているかチェックしましょう。
『副産物』&『副産物粉』などと書かれているものは×です。
もちろん『肉類』とだけ書かれているものはもっと×です。

また、そのドッグフードの主原料は何なのか知る必要があります。
もうすでにご存知の方も多いでしょうが、成分表に表示されている順番は「たくさん入っている」順番に並んでいます。
成分表に表示されている原料をよく読みます。

その表示の1番最初にいきなり「トウモロコシ・トウモロコシ粉・コーングルテン・小麦粉・大豆・大豆粉・豆類」などが表示されているフードは×です。

トウモロコシを主原料に使用しているフードメーカーは、「トウモロコシは消化吸収に優れ、優良な蛋白源として最適」と表現していますが、トウモロコシを原料として使用することへの一般的な風当たりは強いのが現実です。
では何のためにトウモロコシが入っているの?と思われるかもしれませんが、その答えは非常に簡単です。
それは、「肉よりずっと安い」からです。
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食用レベルか?

≫ 最重要!!

≫ 食用レベルの原料を使用しているという「証明」があるか?

 

よく聞く『AAFCO』という機関も、『日本ペットフード工業会』もペットフードに使用される原料については、さほど規制はありません。

つまり、AAFCOの給与試験に合格したからといって、そのドッグフードが安全だとは限らないのです。実際に、

  • 病気になって死んだ家畜・家禽
  • ウィルス感染した動物(部位も含む)
  • 道路で轢かれた動物
  • スーパーから返品された腐った肉
  • 安楽死させられた家畜
  • 動物園の動物
  • 犬猫などのペットの死体

が、ペットフードや飼料の原材料として使用されていることが最近分かってきました。

実際にアメリカでは、犬・猫だけでも毎月数千トンがペットフードや飼料の「元」として使用されています。


しかも、ノミ取り首輪・鑑札・ネームプレート・手術後の針・首輪などはついたままであり、安楽死に使用される、バルビーツ誘導体の一種ペントバルビターナルナトリウムという非常に有害な薬品なども残留しています。
要するに、動物が「死ぬ薬」が、生きている動物のごはんに入ってる可能性があるのです。

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原材料の表示を見る!

ドッグフードを購入するときの注意点はたくさんありますが、肝心なドッグフードのパッケージに、全ての情報が表示されていない場合が多いので、困るかもしれません。

日本には、成分表の表示に対しての「法的」な基準もないし、刑事責任や民事責任などを取り締まる「罰則」もないので、メーカーにとって都合のいいことばかが表示されている場合が多いのです。
逆に言うと、メーカーにとって都合の悪いことは表示しなくていいのです。

しかもペットフード公正取引協議会では、「主な原材料名の多い順に表示し、その重量の合計が少なくとも80%以上にならなければなりません」とされており、要するに、使用している原材料の表示は80%分だけでいいのです。
残りの20%に何が入っていようとも、表示しなくていいのです。

ちゃんとしたフードメーカーは、原材料から保存料などについて、かなりの量の情報を表示しています。
やみくもに表示が多ければいいわけではありませんが、いいフードには飼い主様がドッグフードを判断するだけの「情報」が表示されていると思います。


判断さえできないような、曖昧な表示しかされていないドッグフードは避けましょう。

下記のような曖昧でよく分からないドッグフードは避けましょう!

ありがちな例↓(あくまで表記例です。実在しているものではありません)

・肉類(ビーフ・チキン)・野菜類・ビタミン各種
・トウモロコシ・ビーフ・大豆・肉粉・動物性油脂・植物性油脂・ミネラル

こんな表示だけのフードは買わない方が良いでしょう。

 

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副産物・肉類の表示は×

店頭に並んでいるフードを手にとって、パッケージに表示されている原材料をチェックします。
そこに表示されている主原料をよ〜く見てください。
そこに「副産物(粉)」・「肉類」などと書かれているフードは避けましょう。
「副産物」・「粉」・「類」という文字が1つでもある場合は要注意です!

中には「副産物こそ本当の栄養素が詰まっている」と豪語するメーカーも存在しますが、それら副産物の安全性がはっきりしないので、あまり信用できません。
もちろん、私たち人間の食用レベルの副産物ならば問題は無いのでしょうが、残念ながらペットフード用の副産物に関するいい噂はあまり聞きません。

牛で言う、タン・シロ(ホルモン)・ハツ・ミノ・テールなども正式名称は「副産物」です。
これらは、焼肉屋さんやスーパーのお肉屋さんで普通に売っていますが、ペットフードに使われる「副産物」はちょと意味が違います。

AAFCOが定める『副産物』の定義は【屠畜された哺乳類の肉以外の...】という説明から始まります。

 

つまり、肉以外しか入っていないのです。

そうです。

肉なんか入っていないのです...


肉を使用する場合は、人間の食用としての利用価値が無く、食用には不向きと判断された部位をペットフード用の「副産物」として使している場合がほとんどだそうです。
人間の食用部位のみを使用しているフードメーカーもちゃんと存在します。ご安心を!

 

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形や色がついていないか?

≫よけいな色、形がついてないか確認!赤・緑・茶色・白は危険信号!!

 

ホームセンターやスーパーで販売されているフードによくあるのが、「新鮮な野菜」とか「シーフード」とか「国産牛」などと表示されているものです。
パッケージを開いたときにきれいなお肉の色が付いていたり、野菜の色が付いていたり、骨の形をしていたり、中にはハートの形をした粒までも配合しちゃったりするのです。

ご存知でしょうが、ワンちゃんは人間のように色を判別できません。
もちろん骨の形をしているからといって「やった!骨だぁ!」と喜ぶこともありません。

ドッグフード(ドライフード)は約126℃以上の高温で加工されます。(副産物粉などはすでに240℃以上の高温で加工されています)なので、緑黄色野菜が入っていようと、新鮮なお肉が入っていようとも、加工直後のドッグフードは全て赤茶色のものです。

もうお分かりでしょう。加熱した製品が元の色を留めているハズがありません。
なのに量販店で販売されているフードにはなぜか野菜っぽい色が付いていたり、お肉っぽい色が付いています。
これらは全て人工的な着色料で「お化粧」しているだけです。
はっきり言って体によい物ではありません。また、「骨の形」も100%意味がありません。
「着色」やいろんな形に「加工」するだけでもけっこうなコストがかかっているのです。
そして、それらはワンちゃんの健康にとって全く無関係なものです。
それどころか有害です。 「愛犬のための...」とかいう表現はほぼウソです。

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