データベース移動作業における情報保管庫です。 ご自由にご覧下さい。

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PROFILE
りゅー

データベース移設の為に一時的な保管を兼ねて公開している情報です。ここでの記事は、あくまで、本が読める人で、WEBを閲覧出来るならば誰でも仕入れる事が出来る情報を集めて、それに自分の意見を乗せた記事です。記事に含まれる事例・定義・根拠などは全て「引用or参考」です。事実関係を直接指摘されても困ります(--;)ご注意ください。また、単純に恐怖心だけをあおっているのと違います。いい物の見分け方などの予備知識を得る事で、ペットの健康な食事管理の手助けになればいいな♪そんな思いで綴ったものですのでご理解ください。

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Aug 14, 2007
肉(肉類)という表示
これら「肉(肉類)」という表示についての説明はとても難しいものです。
なぜなら、健康だった家畜(家禽)の食用に適した部位を使用しているのか、又は人間用の食肉として認められなかった(食べられない)ものが使用されているのかによって、同じ「肉」という表示でも全く内容が違ってしまうからです。

良質な肉でも、そうではない肉でもパッケージの成分表はあくまで「肉」なのです。
本当に良質な素材なのかどうかを見分ける力が必要です。

さて肉とは、 引用:
『AAFCO米国飼料検査官協会)の定義では、屠畜された哺乳類から取り出された新鮮な肉のことで、骨格筋、あるいは舌、隔膜、心臓、食道に見いだされる横紋筋に限定されています。肉に入っていたりそれに重なっていたりする脂肪と、ふつう、肉に付着している皮膚や腱、神経、血管といった部分は、あってもなくてもいことになっています。』
『食べさせてはいけない!ペットフードの恐ろしい話』(著・アンN・マーティン)白揚社出版より。
このように一応定義はされていますが、私たち人間が思いかべる「お肉」とはちょっとかけ離れたものです。

また、日本ペットフード公正取引協議会でも肉についての分類名を発表しています。
下記参照。
原材料分類名 原材料個別名 定義
肉類 牛(ビーフ)、豚(ポーク)、羊(マトンまたはラム)うさぎなどの畜肉及び獣肉、並びにその副産物および加工品。鶏(チキン)、七面鳥(ターキー)、うずらなどの鶏肉並びにその副産物および加工品。ミートミール・ミートボーンミール、チキンミール等の上記原料のレンダリング物 新鮮なまたは適正な方法により保存されてある哺乳動物・家禽等の生肉肉体部分、並びに上記動物の体または体の一部から生じる全ての副産物及びその加工物
=公正競争規約・施行規則解説書・別項ウ/ペットフード公正取引協議会=より
これ↑を見ると、肉類って「何でもあり」という感じを受けます.....
ちなみに、原材料個別名にあるミートボーンミールというのは、狂牛病で問題になった肉骨粉(にくこっぷん)のことです。
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○○ミール

ミール=ごちゃ混ぜ』というイメージがありますが、ちょっと違います。
正確には『完全に挽き粉状にする』という意味です。

ミートミール(肉粉)やミートボーンミール(肉骨粉)などの評判があまりにも悪いので、「ミール」という文字があるだけで何かものすごく粗悪な印象を受けてしまい、いつの間にか「ミール=危険」という印象が強くなったようです。

何をミールしたかで、危険・安全が分かれます。
食用レベル、もしくはそれ以上の高い品質部位をミールして原材料として使用するのなら全く問題はありません。
それどころか優れたドッグフードと言えるでしょう。

 

≫ミールは安全?危険?

 

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副産物・副産物粉
最近、WEB上や書物上で副産物(粉)についてかなり厳しい見解が繰り広げられています。
副産物(粉)という表示があるドッグフードを与えてはいけない!という声があちこちで聞かれるようになりました。
では、そもそも副産物&副産物粉とは何なのでしょうか?考えてみましょう。
AAFCO(米国飼料検査官協会)では肉副産物についての定義があります。下記参照。

肉副産物
屠畜された哺乳類の肉以外の、レンダリング※されていない新鮮な部分のことです。 とくに限定されているわけではありませんが、肺や脾臓・賢臓・脳・肝臓・血液・骨・部分的に低温脱脂された脂肪組織、それから、内容物が取り除かれた胃と腸が含まれます。
「食べさせてはいけない!ペットフードの恐ろしい話」(著・アン・N・マーティン)白楊社出版より=
※レンダリングとは、死んだ動物を砕くこと。
副産物粉
副産物と基本的には同じ。違うのは飼料やペットフード用の原材料として仕入れるときにすでにレンダリング処理されている物のこと。

ようするに、副産物(粉)と表示されている場合は、何がどれだけ入っているのか全く分からないのです。
しかも上の表をよ〜く注意して見ると、「屠畜された哺乳動物の肉以外の...」とされています。
何か疑問に思うことは無いでしょうか?そうです、『肉』は入っていないのです。
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動物性油脂(○○脂肪)

この動物性油脂(○○脂肪)というものは、ドッグフードには欠かすことの出来ない成分です。
ドライフードは高温で加工されるために、本来スカスカのスポンジ状態になります。
そのままではとてもドッグフードとは呼べる物ではないので、そこに色んな栄養素などを後から配合して行きます。
その加工段階で添加されるの成分の1つがこの油脂脂肪です。 ドッグフードを触ると手が油っぽくなるのはこのためです。

 

≫実は動物性油脂(脂肪)が1番危険かも?

 

粗悪な原材料と言えば、肉類・副産物・副産物粉などに使用されるものを思い浮かべる方が多いかと思います。
しかし、1番問題なのはこの「動物性油脂(○○脂肪とも表示される)」なのです。
この動物性油脂の製造工程で、同時に生産されるものとして有名なのが、狂牛病で問題になった「肉骨粉(にくこっぷん)」です。
では、そもそも動物性油脂とは何なのか考えて行きましょう。

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たまご(全卵粉・乾燥全卵粉)
犬に生卵を与えてはいけないというのは皆さんご存知だと思います。
しかし、全卵粉・乾燥全卵粉は文字通り「粉」なので加熱処理が行われており、とくに心配することはないかと思います。
この全卵粉・乾燥全卵粉というのは、とくに飼料やペットフードだけに使用されるものではありません。
ラーメンやパンなど様々な食品に使用されている原料です。比較的栄養価の高い原料です。
しかし、やはり品質の良い物は人間の食用となり、輸入した際にカビていたり、袋が破けたりして使い物にならなくなった物が飼料やペットフードの原料として使用されることがあるそうです。
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