データベース移動作業における情報保管庫です。 ご自由にご覧下さい。

November, 2010
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PROFILE
りゅー

データベース移設の為に一時的な保管を兼ねて公開している情報です。ここでの記事は、あくまで、本が読める人で、WEBを閲覧出来るならば誰でも仕入れる事が出来る情報を集めて、それに自分の意見を乗せた記事です。記事に含まれる事例・定義・根拠などは全て「引用or参考」です。事実関係を直接指摘されても困ります(--;)ご注意ください。また、単純に恐怖心だけをあおっているのと違います。いい物の見分け方などの予備知識を得る事で、ペットの健康な食事管理の手助けになればいいな♪そんな思いで綴ったものですのでご理解ください。

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肉(肉類)という表示
これら「肉(肉類)」という表示についての説明はとても難しいものです。
なぜなら、健康だった家畜(家禽)の食用に適した部位を使用しているのか、又は人間用の食肉として認められなかった(食べられない)ものが使用されているのかによって、同じ「肉」という表示でも全く内容が違ってしまうからです。

良質な肉でも、そうではない肉でもパッケージの成分表はあくまで「肉」なのです。
本当に良質な素材なのかどうかを見分ける力が必要です。

さて肉とは、 引用:
『AAFCO米国飼料検査官協会)の定義では、屠畜された哺乳類から取り出された新鮮な肉のことで、骨格筋、あるいは舌、隔膜、心臓、食道に見いだされる横紋筋に限定されています。肉に入っていたりそれに重なっていたりする脂肪と、ふつう、肉に付着している皮膚や腱、神経、血管といった部分は、あってもなくてもいことになっています。』
『食べさせてはいけない!ペットフードの恐ろしい話』(著・アンN・マーティン)白揚社出版より。
このように一応定義はされていますが、私たち人間が思いかべる「お肉」とはちょっとかけ離れたものです。

また、日本ペットフード公正取引協議会でも肉についての分類名を発表しています。
下記参照。
原材料分類名 原材料個別名 定義
肉類 牛(ビーフ)、豚(ポーク)、羊(マトンまたはラム)うさぎなどの畜肉及び獣肉、並びにその副産物および加工品。鶏(チキン)、七面鳥(ターキー)、うずらなどの鶏肉並びにその副産物および加工品。ミートミール・ミートボーンミール、チキンミール等の上記原料のレンダリング物 新鮮なまたは適正な方法により保存されてある哺乳動物・家禽等の生肉肉体部分、並びに上記動物の体または体の一部から生じる全ての副産物及びその加工物
=公正競争規約・施行規則解説書・別項ウ/ペットフード公正取引協議会=より
これ↑を見ると、肉類って「何でもあり」という感じを受けます.....
ちなみに、原材料個別名にあるミートボーンミールというのは、狂牛病で問題になった肉骨粉(にくこっぷん)のことです。
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フードメーカーは、本当は肉骨粉を使っていても、正直に「肉骨粉を使ってます」と宣言しなくても「肉類」とだけ表示しておけばそれでOKなのです。

いろいろと紛らわしい表示は数多くありますが、「肉類」ほどあいまいな表示は無いでしょう。
一応、AAFCO・ペットフード公正取引協議会共に、「新鮮」とか「適正な方法で保存」などと定義していますが、どれほど守られているのか疑問です。
というのも、ペット用に野外に積まれていた腐った肉の山を業者が運んで行くのが目撃されていたり、すでに腐敗している、もしくは病気で使い物にならなくなった肉達を買い取って行く業者が実際に多数存在していることが明るみに出てきている現代に、いくら「適正な」とか「新鮮なうちに」とか言われても説得力などありません。

ここまで来ると「チキン」と成分表に書かれていても、それは本当に安心できるチキンなのか?それともチキンと言っているだけで本当は粗悪な原料を使っているのではないか?と心配してしまい、何も信じられなくなる恐れがあります。
そこで最近のナチュラル系フードメーカーは表示にちょっと工夫をしています。

例えば「ラム」1つでも、ラム肉・ラム心臓・ラム肺などと使用している部位を細かく表示していたり、「チキン」という表示だけであっても補足として、

・「化学肥料・成長促進剤・抗生物質などを一切使用しない食用の最高部位を使用しています」
・「○○の機関で食用として認定された高品質の部位のみを使用しています」
・「オーガニック認定を受けた、食用の最高部位のみを使用」(その他多数の表現がある)

などの表示があり、それを裏付ける証明書を公開していたりと様々な工夫をして自社製品の安全性を証明してるフードメーカーが多くなって来ています。
そのような良心的なフードメーカーを選んで行くようにしましょう。
インターネットの普及により各飼い主がドッグフードの実態を簡単に把握できるようになったため、今までのように曖昧な表現しかしていないフードメーカーはこの先長く続かないでしょう。

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http://blog.pelogoo.com/inu_ken/rtb.php?no=1187057167710420



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