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ハーブといっても様々で、そこら辺に生えているたんぽぽも、よく食べるショウガもハーブです。 ドッグフード(手作り食も含む)に有効なハーブについてご紹介して行きます。
=アルファルファ= |
アルファルファは”ハーブの王様” ”食物の父”と呼ばれるほど栄養価が豊富で、2千年前から牧草やハーブとして利用されてきましたが、最近では健康野菜として食べられている植物です。栄養素は、豊富なたんぱく質に加え、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、銅、カリウムなど微量ミネラルの栄養素がふんだんに含まれ、さらに葉緑素(クロロフィル)、カロチン、ビタミンA、D、E、B1、B6、B12、Kそして数種類の消化吸収の良い亜鉛などが高レベルで含まれているので、関節炎などの炎症の抑制や食欲増進、消化促進、その他老化防止などの様々な効果が期待できる食材です。 |
=フラックスシード= |
亜麻の種には、オメガ3脂肪酸(αリノレン酸)、オメガ6脂肪酸(リノール酸)、オメガ9脂肪酸(オレイン酸)が含まれており、特にオメガ3脂肪酸の宝庫で、50%以上含まれています。これらの必須脂肪酸は、免疫障害の予防や抗酸化作用、抗炎症作用、心臓病予防、抗がん作用など様々な効果が期待できるもので、脳や神経の発達にも関与する栄養素です。健康な皮膚や美しく輝くような被毛のためには欠くことのできない栄養素で、オメガ3とオメガ6のバランスも重要とされています。これらは、体内では合成されないため、食事から摂取する必要があります。 |
=パセリ= |
野菜類の中でトップレベルのビタミン類と葉緑素により、がん予防などに非常に効果的です。 |
=じゃがいも= |
加熱処理にも強いビタミンCや他のビタミン類を多く含んでおり、「健康の源」とよばれています。 |
=ローズマリー= |
最も古くより利用されているハーブの一種で、特に老化防止のハーブとして有名です。 |
=ユッカ= |
アレルギー、関節炎、骨・関節、柔軟組織、腸と結腸の問題に効果があります。ユッカは、ステロイドサポニンというものを含んでおり、副腎のステロイド分泌を促し、痛みやかゆみを抑える効果があります。 サポニンには天然の鎮痛作用があり、また、ペットをストレスに強くする作用もあります。さらに、ユッカは界面活性剤としての効果もあり、栄養素の吸収を助けます。また、体臭や便の臭いを抑える効果もあります。 |
=ガーリック= |
ガーリックは、ドイツでは循環器系疾患の予防薬として、米国ではがん予防食として、またヨーロッパのハーブ業界団体(ESCOP)では、抗菌、脂質低下、その他様々な薬理作用を承認しています。これらの効果は、ガーリックに含まれる特有の微量栄養素といわれる医薬品として承認されるほどの生理活性物質にあります。それは、強力な殺菌作用や抗酸化作用があるアリシンや新陳代謝を活発にしてくれるスコルジニンという成分で、食中毒や伝染病、がんなど以外にも様々な効果が確認されています。 |
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