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ビタミンAはレチノールと呼ばれ、他にレチイノン酸、レチナールというものがあります。
レチノールは動物性食品のみに含まれており、植物性食品にはないビタミンです。 体内でタンパク質と結びついて、目の網膜の色素になります。 その他、腸などでも作用しています。
ビタミンAは組織が正しく働くのをコントロールをする役割を持ち、皮膚や粘膜の保護にも役立ちます。 そのため、肺やのどの呼吸器系の粘膜を有害物質から守る効果があります。 免疫を高めるためのビタミンだといえるでしょう。
ただし、ビタミンAは過剰に摂取すると副作用が心配されます。 ビタミンAは体内に運び込まれると、肝臓に蓄えられ、必要に応じて消費されますが、一度体内に入るとなかなか排出されないという特徴があります。そのため、過剰に摂取するといろんな弊害が出ます。
ビタミンAを上手に摂取するには、「βーカロチン」の状態で摂るのが好ましいといわれています。 βーカロチンはビタミンAとしての効果だけではなく、活性酸素による細胞の過酸化を防いでくれます。
ビタミンA単体を過剰に摂取すると、栄養素だったものが逆に毒性になるので注意しましょう。
人間用のビタミンA郡のサプリメントを、獣医の診断、支持がない状態でワンちゃんに与えるのは危険です。
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Posted by inu_ken | 16:36:14, Aug 13, 2007 | TrackBack:x | Comments:0 |