|
ピリドキシン、ピリドキサミン、ピリドキサール燐酸というビタミンB6の総称です。
ビタミンB6は腸でよく吸収されます。たんぱく質、炭水化物、脂肪の代謝のためには欠かせない栄養素です。 とくにたんぱく質の代謝には必要で、たんぱく質100gに対してビタミンB6は1.5mg必要です。 そのため、たんぱく質を摂れば摂るほどビタミンB6の欠乏します。
欠乏症は、貧血・動悸・疲労感があらわれます。脳機能の維持にも関与しており、末梢神経炎・けいれん・めまいなどの症状を起こします。
ビタミンB6はアレルギーとも深い関係があり、ビタミンB6が欠乏することによってアレルギーが起こりやすいことが分かっております。 実際にアレルギーになった動物の血液中のビタミンB6が、かなり欠乏していることが明らかな研究結果としてでています。
しかもビタミンB6は水溶性のビタミンであるため、摂取してから約8時間以内で体外に排出されてしまいます。 そのためビタミンB6を効果的に摂取し続けるためには、サプリメントとして摂取することが良いとされています。 今のところビタミンB6の過剰摂取による問題は無いようです。
脂肪分の多い食事をしていると、ビタミンB6が多く消費されるので注意しましょう。 食い付ばかりを重要視した粗悪なドッグフードは高塩分・高脂肪なものがほとんどです。 その上ちゃんとした栄養バランスを保っていないもばかりなので、ある栄養素は摂りすぎで、ある栄養素は欠乏しているというむちゃくちゃなドッグフードがそこら中にあふれています。注意しましょう。
くどいようですが、栄養バランスが何より大切です。
|
Posted by inu_ken | 16:33:06, Aug 13, 2007 | TrackBack:x | Comments:0 |