「ははちゃあ〜〜ぁ♪」
今年から、何を思ったのか、花を育てている。
ウチの父は植物を育てるのがとても上手く、
庭師さんとカン違いされるほどなのだか、
私は誠実さが足りないのか、
花が育たない。
それなのにこのド素人は、
無謀にも薔薇に手を出した。
〔マーガレットメリル〕と言う、
比較的丈夫といわれる品種。
一年草ばかり育てているので、
来年もお付き合いできる植物が一つ欲しくなったのだ。
(我が家のシンボルの木は1本ある)
幸い、丈夫な苗だったようで、
先日からぽつぽつと、花が咲き出した
白い可愛い花が咲くのだが、
薔薇の花の命は短い。
終わった花は切ってやらなければ次の花が咲かない。
淋しい気もするが、今日も一輪、切り落とした。
その花を玄関に置き、他の鉢の花の摘心をしてる時、
玄関から小さく「キャン!」の一声。
「ん?」と見ると、
薔薇の花が下に落ちていて、
フェイスの口元から血が…。
なんとも分かり易い。
「何だ?何だー?」と、立ち上がって、
棚の上から薔薇を落とし、
思いっ切り噛んだ所で、トゲが口にぐっさり。
「お口、見せてごらん」
叱られると思ったフェイスは2階に飛んで上がってしまった。
白い薔薇。
白いフェイス。
薔薇からの攻撃はフェイスの口元を赤くした。
小さくて弱い花はこうやって身を守るのだなぁ…と、
【星の王子様】を思い出したりしたのだった。
今日も小さな花は精一杯、芳香を振り撒いて咲いている。
こんなずぼらな母の所で申し訳ないのだが、
どうかフェイス共々、長い付き合いを願いたいものだ。
掲示板のキリ番、400番を切りました。
皆様、どうぞ、狙って下さいね〜(^o^)/