あまり無い事なのだが、特殊なシャンプーを買いに、ペットショップに行った。
(普段はホームセンターで済ます)
家からはちょっと離れた場所にある初めて行くショップは、新しくてピカピカ。
フェイスは中に入れないので、1号と外で待つ。
中に入った私の目に飛び込んで来たのは、可愛いピレの女の子♪
〔うをを〜〜!!可愛ええぇ〜〜!!〕
心の中で叫ぶ。
ケースに入っている彼女の前にしゃがんで見つめると、
眉間にしわを寄せて目を吊り上げ、
生意気そうな顔と声で「キャンキャンキャン!!」と叫んだ。
「早く連れ出して!!もう飽き飽きなの!!」
狭いんだろうな…連れて帰りたいな〜…。
お値段は…ぅをっ!高ぇ〜〜〜〜。
フェイス、お前が何頭買えるんだよ?
表で待ってる1号に、
「ねぇ、ピレがいるよ。 見て来る?」と、声を掛ける。
「いや、俺はいい」
「可愛いよ? 見たくないの?」
「可愛いだろうからこそ、見たくない」
僕は見たぁ〜〜い!!と踊るフェイスを引き摺って連れて、
とぼとぼと店の前を離れ、向こうに歩いて行く1号。
ああ、動物嫌いだったアレルギーだった彼は何処に行ったんだろう?
今、切ない恋にも似た思いで、
見ちゃあイケナイ! 見たら負けだ!!
と、自分に言い聞かせている背中に、哀愁が漂っていた。
クイズのヒントは追記に…(*^^)v