「僕は怒ってないよ〜(⌒‐⌒) 」
先日、1号が会社に忘れ物を取りに行くと言うので、
買いたい物があった私も同伴。
と、なれば当然、フェイスも同伴。
この時に私が買い物に出ている間に、
1号の同僚さんが車までフェイスを見に来たらしい。
その時、同僚さんは『可愛い犬』を想像して見に来たのだが、
想像以上の大きさにすっかりビビってしまい、
(私と3号からすると小柄な犬なのだが)
近付く事もしなかったそうである。
これはその後日談。
翌日、その時の話を聞いた、
チワワを飼っている別の同僚(2)さんが1号に言った。
同2:「昨日、ワンちゃん連れて来てはったんですって?
何で私の休みの日にー?!
私も見たかったですー!!」
1号:「いや、連れて来る気はなかったんですけどね」
同2:「同1さんだけ見れてずるいなぁ〜!
可愛かったでしょう?!」
すると、カルチャーショックを受けた同僚(1)さん。
同1:「可愛くないわ。大き過ぎるって!」
(この『可愛くない』でまず、ムッとはしたらしい)
同2:「なんでーさ。可愛いですやん、大きい子ってのんびりしてて」
同1:「同2さんが想像してるよりずーっと大きいで?」
同2:「私、ピレネー犬ってどんなんか知ってるもん。
あの大きさが可愛いんやないの!」
「まあまあ、揉めないで…」
と、揉め事が嫌いな1号が割って入ろうとした時に、
同僚(1)さんが発した言葉。
同1:「あんなん化け物やん!犬ちゃうわ!!怖いわ!!」
それを聞いた1号はブッち切れた。
口を開きかけた同僚(2)さんが反論するより先に、
怒鳴った。
1号:「お前、言うに事欠いて『化け物』とは何や!
あれでも俺の可愛い息子やねんぞ?!
言葉を選んで物を言え!!」
ご存知の方はご存知だと思うが、
ウチの1号は普段はとーっても温厚である。
怒鳴り声なんて年に1回も聞かないタイプ。
同僚さん(厳密に言えば部下に当たる)達にも、
普段から敬語で接しているし、お前なんて絶対に言わない。
当然ながら、ミスをしても怒鳴った事などナイのである。
なので、同僚(1)さんは目を丸くして立ちすくみ、
同僚(2)さんは口をポカンと開けて、
会話に参加していなかった同僚(3)さんは、
持っていたバインダーをバサッと床に落としたそうだ。
自分でも怒鳴るつもりはなかった1号。
「あの1件で、俺は絶対親バカの犬バカって思われたよなぁ…」
と、ひとりごちていたが、
書き物をしていた3号が、
「心配しなくても、それは前々から思われてたって。
ただ度が進んだな。と思われただけさ」
と、慰めにならない言葉をかけていた。
化け物と言われたフェイス本人は、
面と向かって言われたワケではないので、
今回は気にしていないようである。