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「ごめんなさい…まだ、怒ってる…？」
買い物から帰って来て、玄関に袋を置く。
それから、外の植物に水をやる。
そして家に入って、夕食の準備…。
と、まあ、ごく普通〜の光景だと思うんだけど、
どーゆ〜ワケか、途中からこれが普通じゃなくなった。
何故か？！
上の写真で、反省する振りをするヤツの所為だ！！
水遣りをして家に入ってみると、
階段の途中からヘンな顔をして見下ろしている。
「フェイちゃん、どしたのー？」
と、言いながら袋を持ち上げようとして気が付いた。
袋とその周り。
自分の気に入りのアルミシートまでビッチョリじゃないか！！
「お〜ま〜え〜は〜…」
この際、「フェイちゃん」とか「フェイス〜」などと言ってられん！
その声を聞いたとたん、
だぁーっしゅっ！！
と、2階に駆け上がり逃げるフェイス。
追う私。
隅っこで目をしばしばさせているフェイス。
余りにも腹が立って言葉が出て来ない。
「お前は…いいかげんにせぇっ！！」
と、言うのが精一杯。
何が腹が立つって、ちーちをかけられたのはもちろんだけど、
「これは悪い事なんだ」って分かってて、
なぜ、それを止められないんだあぁぁ？！
買い物袋は、下の方にかかっていたので、
中身は無事と判明。
これは不幸中の幸い。
アルミシートは硬いので、
持ち上げると下に潜り込んで広がったちーちが、
バチャバチャと滴ってしまう。
うー、凄い量だぁ…。
普段なら、風呂場に持ち込んで流すけど、
生憎、3号が入浴中。
拭き取るしかないなぁ…。
10回ほど拭いて乾かして、
最後に消毒。
たっぷり30分かかった。
ホントにホントに凄い量。
2階に上がった私は、まだ隅っこに居たヤツに、
「下に行っとけっ！！」
慌てて逃げ下りるフェイス。
それから2時間ほどして1号が、帰って来るまで、
1階で物音一つさせずにジッとしていた。
ただでさえ疲れる日だったのに、
最後に最後に、また怒り疲れてしまった。
「ははちゃにごめんなさいしたの。でもなかなか許してくれなかったの」
「当たり前だ！！」
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「あれ なんだろ〜？」
たぶん、蚊。
何だか今日は『痛そう』な事件が多かったなぁ。
シュレッダーで幼児が指を切った。
とか、
京王デパートで客？の女が店員さんの目を突いて、
眼球破裂の大怪我だ。
とか。
聞いてるだけで想像しちゃって、
気が滅入る話だよな〜…。
当事者はもっとひどい目に遭った訳だから、
気楽過ぎるかも知れないけど。
シュレッダーは一応、我が家にもある。
手動の小さいのだけど。
私は本当は電動の大きいのが欲しかったんだけど、
1号がこれを買って来た。
今日のニュースを聞いて1号が、
「な？手動ので良かったろ？
俺はここまで見越して、これにしたんだよ。
komachiや勘九朗が痛い事になったら大変だったろ？」
と、自慢げに言っていたけど、
まぁ、今回はその通りなので認めておくか。
そんな話をしている所へ、
フェイスが寝ている玄関から、
ガッターン！！！
という大きな音。
慌てて下りてみると、
玄関で寝惚けた顔のフェイスが、
「何？何があったの？どしたのととちゃ？ははちゃ？」
と、キョトンとしていた。
夫婦共に心臓バクバク。
どーやらフェイスさん、
寝惚けて玄関の上がり口からたたきに落ちたらしい。
痛い話をしている時に、
心臓に悪い音を出さないよーに。
姫は完全ではないかも知れないけど、
よく食べよく眠る。
今日は便秘らしく、うんｐをしてなかった。
明日は良いのを出そうね〜姫♪
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「お寝むだわぁ…」
フェイスを病院に連れて行く予定だった月曜日の朝。
「けほけほ カポン」「こぽこぽ カポン」
と、姫が嘔吐を繰り返している。
吐いているのは白い泡。
「どしたの？komachi？」
抱っこしたら目が虚ろで、ちょっと身体が熱い感じ。
「1号、姫っちも病院だわ」
「やっぱり？んじゃ、カゴ持って来るわ」
キャリーを見て何かを察し、
しんどいくせに馬鹿力を発揮して逃げる姫を捕まえる。
ここでフェイスは、
「あねちゃもお出掛けだから病院に行けるんだー♪わーい！」
と、意味の分からないテンション↑
車の中でもご同様。
姫の診断は風邪。
「最近、夏風邪の子が多いですよー」
と、先生。
注射を3本打たれてる間も、
特に注射が嫌いでもないので、ジッとしている。
いつも良い子ね、姫。
でも辛かったのが、
「じゃ、明日の朝まで絶食させて下さいね」
ええええええ〜〜？！
マジですか？！
普段から細い姫なので、
一生懸命、工夫して食べさせるようにしてるのに、
絶食？絶食？！ありえない！！！
いつも通り、フェイスが診察室で盛大に迷惑をかけた後、
家に帰って来ると、姫は注射が効いたらしく、
すっかり元気に。
「ははちゃ、お腹が空いたわ♪
朝のはケポしちゃったんですもの。
何か食べさせてちょうだい♪」
愛らしい顔で小さな声で「みゅっ！」と鳴いている。
「ゴメンね〜、今日はご飯無いのよ」
「冗談じゃないわ！お腹が空いて仕方ないのよ！ご飯！」
スリスリは激しく、声は大きくなって行き、
家族全員に訴え掛けが続く。
「ダメらしいやん。ダメやぞ」と、3号。
「ははちゃに言え〜」と、責任をなすり付ける1号。
姫の怒りは頂点に達して行く。
3号が、
「お前、今日メシ食えないんだから大声で鳴いたり、
ウロウロスリスリしてたら余計、腹減るぞ」
と、言うのも上の空。
「ご飯ー！ご飯よーー！！食べさせてよーーー！！！」
大きな目に涙を溜めて、
たっぷり2時間くらい鳴き続けただろうか？
姫も地獄だろうが家族も地獄である。
フェイスも勘九朗も落ち着きが無くなり、
ドキドキしたような顔をしている。
甘々な1号は、
「元気そうになってるし〜、ちょっと食べさせてみようかぁ？」
と、こちらの心をぐらつかせてくれた。
火曜の朝ご飯をあげるまで、姫は私の傍を離れず、
それこそ身体にめり込みそうな位に、
ベッタリとくっ付いていた。
24時間の絶食はきつかっただろうなぁ。
でも、哀しそうに泣いている姫を見てるほうも辛かった〜（，。．）
大好きな茹でたてのささ身と、
かつお節と、マグロの缶詰。
ちょっとづつちょっとづつ食べて、
幸せを取り戻したようになっていく姫。
薬もしっかり飲んだ。
もう大丈夫そう（＾◇＾）
本当に最近、心配ばっかりかけてくれるんだよな〜…。
年なのかな？
でも7歳はまだ、そんなに年じゃないよなぁ〜？(^。^;）
フェイスは抗生物質を貰い、いつも通り、
喜んで飲んでます。笑。
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「ははちゃがアザラシ（の子供）に似てるって言うの。そうかなぁ？」
暑いよ〜。
CDを探していたら、
フェイスが来る前に買った犬の本を見付けたので、
あんまりちゃんと読んでなかったな〜？
と、思いながらパラパラと捲ってみる。
（お？！）
この街の『ワンコと入れるスポット』が、
特集してあるのを発見。
（ホント〜にちゃんと見てなかったんだなぁ…）
意外と大型犬でも入れる場所がある事が分かった。
【太秦の映画村】にも入れるらしい( ^ー^)!!
へー…。ほー…。
土曜日だけだけど、入れる居酒屋もあるぞ〜。
神社も入って良いトコもあるらしい。
秋になったら行ってみようかな〜…♪
そう思いながら窓を開けたら、
『秋』とは名ばかりの真夏の暑さでした。
うもー！｡･ﾟﾟ･（×_×）･ﾟﾟ･｡早く涼しくなってよぉ。。。゛(ノ><)ノ
フェイスは何事も無かったように元気・元気♪です。
「もう何ともないので、お散歩に連れて行ってくださぁい♪」
と、主張してましたが、
とりあえず、明日病院に行ってから…にします。
爪からばい菌が入って亡くなった子も居るので…。
「過保護」「親バカ」と、お笑い下さいm(__)m
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「おでこの マーク分かる？僕のチャームポイントなの♪」
1号が帰って来た午後9時過ぎ、
『ピンポーン♪』というインターホンの音。
「今頃、誰だぁ？」
「あ、頼んでたバッテリーが来たんだわ」
「ああー、そうなの」
冷静に話す私と1号をよそに、
我が家にはインターホンが鳴ると、
約1名、大興奮する人が居る。
言わずと知れたフェイスさん。
この時は1階に下りていたので、
下で「きゃ〜きゃ〜♪」と大喜び。
「フェイス・フェイス、静かにして…」
そう言いながらハンコを持って、
1階に下りて行った私の目に飛び込んで来たのは、
床に散らばる血・血･血！！！
「きゃああああああ！！！」
叫び声が自分の口から出ているのに、
一瞬遅れて気が付いた。
横には大量のうんpと、ちょろっとのちーち。
1号は、フェイスがうんpを広げてしまったのかと思い、
「おいおい、お前はまた何したん…」
と、ここで絶句。
どこから出血してるの？！
え？！
尿道？！肛門？！！
どこどこどこ〜〜〜〜？？？！！！
「とにかく、○川さんの荷物、受け取って」
1号が言う。
あ、そーだった。すっかり忘れてた。
フェイスは痛くも痒くもないのか、相変わらず、
「きゃーきゃーきゃー♪」
それを見て1号。
「頼むっ！！頼むからジッとしてくれ！今だけで良いからーっ！！」
外に出て荷物を受け取ると、○川の配達の方が、
「何か大変な時に来たみたいで済みません…」
ってきちんと言って下さったのに、
「あーはー、いえー…」
と、私はめっちゃ生返事。
今考えたらすっごい気を遣わせちゃったんだよね〜？
ごめんなさい、佐○急便さん。
家に入ると、フェイスの首を抱いて座っている1号に聞く。
「どこから出血してるのーー？」
「たぶん、ここ」
指差された場所は右後ろ足。
ホントだ。白い足の先が真っ赤になってる。
それでもまだ立ち上がり、
「なあになあに？お荷物なあに？！きゃー！♪」
と騒ぐフェイス。
その度に血が飛び散って、床が血のドット模様…。
「お願いだから止めて！！
止めろ！！」
両親に同時に怒鳴られて、
さすがにビックリしたようで、キョトンと小首を傾げてる。
「や〜ん♪遊ぶのぉ？」
と、喜ぶフェイスを二人で押さえ付けて、
赤い場所に消毒液をジャバジャバかける。
きれいになった所を改めて見る。
どうやら、爪を引っ掛けて割ってしまったらしい。
ほーーーーーー………っ
二人同時に深ーいため息が出た。
消毒液をかけてしばらくしたら、出血も止まった。
フェイスが私の方を見ている時に、
1号がそっと触れてみたけど無反応。
舐めるでもない。
つまり全く痛くないって事？！
「お前にとってはなーんでも無い事なんだねぇ？」
確実に寿命が縮まって、一瞬で老いた様な気がする〜。
「あ、うんp片付けなきゃ」
「あ、血も拭かなきゃ」
安心の後には現実が追い駆けて来る。
「ばい菌が入ったらイカンから2・3日は散歩はお休みだかんね！」
腹立ち紛れ？にフェイスに宣言すると、
後片付けに精を出す夫婦。
何にしても、何事も無くてよかった〜〜………。
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「？ なにかちら？」
3号（息子）が髪を短〜く切って来た。
まるで中田ヒデや、「武勇伝！」の左側のお兄ちゃんみたい。
しばらく、ジッと見ていた姫。
「あにちゃ、今日は髪の毛が短くなったのね？」
と、納得したようにスリスリ…。
「慣れたね〜？」
「ね〜？」
私と3号が言うのを聞いて1号が、
「なになに？」
「昔、komachiが子猫の頃、3号が髪を切って帰って来たら、
物凄い勢いで逃げ回った事があってね〜」
「そうそう、あれは兄としてかなり傷付いた」
「も〜う怯えて怯えて、隠れて出て来ないのよね」
「そーそー」
「猫の世界では毛の長さっていきなり変わらないもんねぇ？」
「だよな〜」
「でも、いつの頃からか慣れたのね？komachi？」
「いつくらいになれたんだっけなぁ？」
「いつくらいかなぁ？」
そんな事を話していたら1号が、
「いいな。俺、そんな可愛い頃のkomachiは知らないもんな」
と、いじけてしまった。
まぁまぁ、子猫の勘九朗の可愛い頃も、
子犬のフェイスの可愛い頃も知ってるんだから良いじゃん。
ちなみにこの二人は、髪を切ったからと言って、
特に怯える事はなかったな〜。
ところでウチの姫は、
悪口を言われると覚えていて仕返しをしてくる。
今日は1号に、
「可愛い頃のkomachiって何よ？！
あたちは、いついかなる時も可愛いのよっ！！」
と、ばかりに後から足を踏ん付けてた。笑。
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「あがあがあがあがあが…」
ものっスゴイ顔になってますが、
怒ってるワケでも痛がってるワケでもありません。
横に寝ていた1号が、
何の気なしに首の辺りをマッサージしたところ、
何だかツボがあったらしく、
ずうっと「あがふがあがふが…」と、
鼻を鳴らしながら、
マッサージに身を任せている所です。
手を止めると、
「もっとー！ととちゃ、もっとー！」
と、手を咥えて引っ張り、
「分かった・分かった」と1号がマッサージを始めると、
「ふがふがふがふが…」
その内、1号が寝るより先に、
ぐーっすり眠ってしまったのでした。
しっかし何のツボがあったんだろうな〜？笑。
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「あっはっは〜。暑くてもう、笑うしかないよぉ」
1号が休みだったので、
猫の缶詰を買いに近くのホームセンターへ。
近くにホームセンターは2軒ある。
だけど今日行った、ちょっとだけ遠くにあるお店は、
ペット同伴では入れない。
なのでフェイスは1号と車でお留守番。
「ちょっと待っててね〜、フェイス」
そう言って、不満顔のフェイスを残して、
店に向かおうとしたその時、
お隣に停車していた車のご夫婦がこう言った。
「お父さん、見て！真っ白いバーニーズが乗ってるわ！」
（なに？！）
これは初めて言われた。
バーナードの白いの、とかは言われた事はあるけど…。
「おおー、真っ白いのも居るんやねぇ♪」
「可愛いねぇ」
話し掛けられたワケではなかったので、
何も言えなかったけど、
ちょっと・んにゃ、かなりびっくりしたぁ(^◇^;)
う〜ん、世の中には白いバーニーズも居るかも知れないしな〜。
（以前見た顔の模様のずれてる子はかなり可愛かった）
フェイス、お前本当はバーニーズだったの？笑。
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「ぐうぐう…むにゃ…むぅ…」
「仕方ないわねぇ…ちょっとだけ寝かしといてあげるわ」
姫がフェイスに横で寝ることを許した＼((＾0^)／
普段なら、横に来た時点で
「スパァン！！」
と、音のするパンチをお見舞いする所なんだけど…。
ボーっとしてたのか、
それとも本当に「仕方ないわね」と思ったのか、
横で寝る事を20分以上許していた。
普段からニャンコとワンコが仲良くしているご家庭なら、
「だから何？」
って、位の事だろうけど、
この距離感は、我が家的にはすっごい快挙♪
フェイスが起きたら、
思いっ切りイヤそうな顔をして去って行ったけど、
このまま、ちょっとずつ、
フェイスが傍に居る事を許してくれると良いなぁ(⌒‐⌒)
本当はとーっても優しい姫なんだから。
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「ととちゃと一緒に寝るんだ♪」
夜中の3時ごろ、
のどが乾いて目が覚めました。
（う〜〜、除湿かけてるからカラッカラだよぉ…）
そう思いながら上半身だけ起こして、ふと見ると、
横にこの状態がありました。
1号は爆睡していて気が付かなかったらしいけど、
夢の中で何となく（暑苦しい〜）と思っていたそう。
真夏の8月、生きた毛布をかけられりゃ、
そりゃ〜暑いよね。笑。
でも暑いのが一番、嫌いなはずのフェイスが、
ここまでして1号と寝たいのには脱帽。
愛されてるねぇ、1号♪
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「はぁー…すっきり♪」
最近、この街は夕立の雲は迫っても、
『降りそうで降らない』
と言う、悩ましい（？）日々が続いている。
中途半端にパラパラするから、
余計に蒸し暑さが増す。
外に出るとムンムンムシムシだ。
ザーッと降れば多少は涼しくもなるだろうに、
この街の気質に似て、
煮え切らない、いや〜らしい天気だ。
そんな中、姫の目が腫れた。
何となく顔の右側が腫れぼったい。
本人は至って元気なのだが、
ちょっと気になるので病院へ。
先日ちょっと腫れたおっぱいも気になるし。
フェイスのフィラリアの薬を貰う時期だし丁度良い。
これは冷や奴のトッピングを盗んで逃げる現行犯
姫は究極の【内弁慶】なので、
表に出ると文字通り借りて来た猫になる。
「komachiはいつも大人しいねぇ」
「良い子なのねぇ？komachiちゃん」
誉められるのも上の空。
瞳孔が開いちゃってる。
先生が何をしようがどこを触ろうがされるがまま。
引っくり返されればされたまま。
「あー、またおっぱいがちょっと膨らんじゃってるね？」
「ですよね？膨らんでますよね？」
「うんうん、じゃあ抗生物質出しときますね」
（何でも良いから早く終わらせてちょうだい…）
そんな魂を抜かれた姫は、
目をクイッと引っ張られてもボーっとしている。
目はちょっと腫れて充血してるので、
目薬を貰う事にして診察終了。
ハッとしたように慌ててケージに戻る姫。
そんなに嫌いか？
薬を貰って車に戻ると
１号がぶっすぅ〜と、脹れている。
「どしたん？」
「こいつ（フェイス）嫌いだーー！！」
私と姫が病院に入って行くのを見て、
病院が好きで堪らないフェイスが興奮して興奮して、
泣き喚き暴れ回るので、
「フェイス、静かにしなさい」
と、ヨダレを拭いてやろうとした手に、
ガブゥッ！！
と、咬み付いたのだそうだ。
この子はこの子で、
何でそんなになるまで病院が好きなんだろう…？
ちなみにこの母は病院嫌いの結果、
突き指は曲がったままである。
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「はっっくしゅんっ！！」
フェイスは小粒のドッグフードしか食べられない。
いや、食べられない事は無いのだが、
好きではない。
なので、〔超大型犬〕の〔成犬〕にも拘らず、
『小粒』を食べている。
ソーセージも丸ごとはイヤ。
真ん中から割ってやらないと、
いつまで経っても転がして遊んでいる。
家に生っているミニトマトも、半分にして欲しい。
扇風機の風は中が良い。
自分で口を付けて時間が経った水はイヤ。
おもちゃは布製。
アルミシートは自分の足跡が付いていたら寝たくない。
やたらとこだわりの多い子供、フェイス。
「何でこんなに細かい事に一々、煩いんだろう？！」
と、私が呟いたら、3号が一言。
「父親にそっくりじゃん」
なるほどね…。
こだわりの塊は、二人並んで、
カーカーと幸せそうに昼寝をしていた。
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「は… は……」
（くしゃみが出る5秒前）
〔ミラクルフルーツ〕という植物を買ってみた。
今、高さ30cmくらいの苗（？）。
上手く育てば実がなる。
実がなったらそれを食べて、
そしてレモンを齧ってみたい！！
それだけの為だけに買ったのさ（バカ？）。
今はまだ小さくて可愛い苗なので、
元気に育って欲しい。
明日は台風だから、家の中だな…。
甲子園の応援で何故か？
ドラクエ3の戦いのシーンの音楽が演奏されていた。
あ〜、なんか昔のファミコンとかスーファミやりたいなぁ…。
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「暑いの。僕、へばりそうなの」
2〜3年前に祖母に言われて、
1号に杜仲茶を飲ませ始めた。
1号は子供の頃から血圧が高かったらしいのに、
（かなり血管が細い）
それに加えて野菜嫌いのお酒好き。
心配した祖母が、
「血液がきれいになるから」と、送ってくれたってワケ。
最初の頃こそ祖母が送ってくれてたんだけど、
最近は床に臥せっている事が増えたので、
「こっちでも売ってるから」
って、ずっとジャスコで買ってたのだ。
その杜仲茶が切れかけたので、
足しとかなきゃ…ってことで買いに行ったのに、
ない！！
なんで〜？
しかもご丁寧に「入荷は未定です！！」とか書いてあるし。
近くの薬局に行ってみる。
ない。
中心街に出ると言う3号に頼んでみたが、
「何か〜、軒並み売り切れてて『入荷は未定』って書いてあったよ」
なんで？なんで？なんで〜？
まあ、無けりゃしばらくは麦茶でもとは思うんだけど、
何でなのかが分からない…。
いつの間にか杜仲茶ブームって来たの？
私の知らない間に？
なんで杜仲茶なの？急に？
仕方が無いので、通販で探したけど、
高いよぉ〜…。
たまにフェイスも舐める、
普通〜に飲めてた杜仲茶はどこに行ったの？
誰か教えて〜〜(ToT)
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「えへ♪」
ぅわっちゃ〜〜〜い！！
余りの暑さで日本語が崩壊しそうなほど暑い！！
何てったって、オーブンの発酵機能が要りません！！
ちょっと窓辺に置いておくだけで、
パンのタネが膨らむ膨らむ♪
20：00時現在、30度あります。
ちょっと散歩には不向きな気温。
ま、最近は朝に行ってるけど、
それでも朝も暑いんだよね〜。
しょっ中、冷水と氷を食べてるフェイス。
何でそれでお腹を壊さないの？
冷やっこい物を食べない方が、
お腹壊すんだからな〜。
昼間はエアコンを27度に設定したのに、
室内が29度まで上がって来た。
うーん、エアコンも苦労しとるな。
風が吹かないこの街は、
本当〜に夏は過ごし難い。
あと1ヶ月…2ヶ月足らず？
頑張って夏を乗り切ろう…。
（力無く）
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「あたち？」
珍しく3人で食事をしていた夜の事。
テーブル（こたつ）の下をトコトコと歩いていた姫が、
3号が読んでいた本（結構分厚い）を飛び越えようとして、
テーブルの下の出っ張りに頭を、
『がんっ！！』
と、音がするくらいぶつけた。
1号＆3号は何の音か分からず、
「今の何？！」「え？鍋？！」（鶏鍋をしていた）と、
驚いてオロオロしたくらい。
原因を知って目が点になってたけどー…(--;)
当の本人はかなり痛かったと思うんだけど、
知らん顔をして去ろうとしたので、
捕まえて顔を見たら目に一杯の涙…。
「痛かったでしょう〜？可哀想に…」
と、抱っこしようとしたら拒否！
多分、プライドが許さなかったんだろ〜な〜。
それにしても何て鈍臭いんだろう？
ウチの家族は総じて鈍臭い。
勘九朗は自分の部屋の2階から3階に飛び移るのに落ちるし、
フェイスはよそ見をしていて電信柱にぶつかった。
（ピレはこれを時々やらかすけど）
後で寝ている姫の頭にそっと触ったら、
ぷっくりとたんこぶが出来ていた。
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「なに？」
シャンプーをしたので毛がかなり減ってスリムになった。
（いや、元々が私と違ってスリムな子なのだが）
それでもまだまだモッコモコしている。
シャンプー前に２時間近くブラッシングをして、
とことん毛を梳いたのだが、
まだまだ抜ける。
猫たちはほとんど換毛期が終わったらしく、
抜けなくなって来た。
朝も昼も夜も、家族誰かがコロコロを持って、
毛と格闘している。
己が頭髪を心配する１号は、
「これだけ抜けてもビクともしないなんて…」
と、感心するやら羨ましがるやら。
きっとこのまま、毛と格闘しつつ、秋が来るのだろう…。
この場合、昨日の試合と違い、
分かり易く人間側の完全なKO負け。笑。
ま、理解しがたい判定なら最初から要らんわな。
試合に勝って男を下げる…。
う〜ん、世の中って難しいね。爆。
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