フクモモはいろいろな鳴き方をする。
威嚇鳴きは誰もがすぐに怒っていると判断が付くが、よく解明されていないのが子犬のように甲高い声で鳴く場合だ
表現の仕方によってはアンアンとか言う人もいる。
問題はこの声がどういう意味で鳴いているのかだが、よく寂しくて鳴いているという意見を聞くが実際は・・・
うちの子たちは、少し違うような気がするのだ。
他所の子たちの場合はどうなのか分からないが、うちの子たちに限って言うと、驚いた時や興奮した時などにこの鳴き方をする
例えば、ケージの中で飛び跳ねていて自分でこけて足を踏み外した時や、滑った時、餌容器を踏んでしまいガチャンッとか音がして自分でびっくりした、はしゃぎ過ぎて凄く興奮した時など。
全部が全部この時ばかりではないが、こういうびっくりした、気持ちが高ぶっている時などは特に大きな声で激しく鳴く。
それらの様子から、もしかすると、こんな意味ではないだろうか・・・
野性界で暮らしているフクモモたちは、ジャングルのような広大な森の樹上を群れで行動している為、危険があった時などに呼び合う(助け合う)ための警戒鳴きのようなものではないかと思うのだ。
1グループの群れは1キロ四方もの広い縄張り領域を持っている場合もあるそうで、行動している時はお互いに少し離れ離れになる時もあるかもしれない。
そんな時、離れて行動している仲間にすぐにハプニングなどを知らせるために、あのような大きな声で知らせるのではないだろうか
また鳴くというよりも叫ぶような感じに聞こえる
おいっ!危険だ!非難しろ!みたいな。
広大な森林地帯では離れている仲間に小さな声で呼んでも相手に聞こえないないだろう。
そんな時に大きな声で叫ぶのではないだろうか
もう一つシ〜シ〜と表現の通り、とても静かに鳴く場合がある。
こちらはモグタンを見ていれば何を伝えたいのかよく分かる。
おーいちょっとこっちへ来てよみたいなお誘いの声
そしてモグタンにマッサージなどをしてあげると、シ〜ジュシ〜ジュと一層強調した感じで鳴く
こちらはかまってほしい時や、マッサージをされて気もちがよいという表現のようだ
共同生活の彼らにとっては、鳴き声の使い分けはコミュニケーションとしてとても大切なものなんだろうな