この前モグタンがモゾモゾして昼間も起きていたようなので、日光浴(CATEGORYのお散歩参照)を兼ねて昼間お散歩をした。
その時リス小屋に立ち寄ってシマリスたちとご対面をしてアスレチックで少し遊ばせた。
ここでちょっと余談になるが・・・
この前、フクモモサイトのポッコリランドさんでシマリスとフクモモを一緒にさせたらどうなるかという興味深い質問をされた方がいるが、よく考えるととても難しく危険な質問だ。
どうしてかって
まずシマリスは昼行性でフクモモは夜行性、シマリスは基本的に単独生活、フクモモは基本的に群集生活。
この違いからも一緒にさせて上手く行くはずがないと思う。
そこで万が一に備えて自分が立会いの下で簡単な実験をしてみた。
人によく馴れているホワイトシマリスとモグタンを初対面
自分が見た感じでは、モグタンを見たシマリスの反応は『なんだか変な奴がきたなー』、という感じで間を取り、様子を伺っている感じで、片やモグタンはというとソワソワしていてすぐに自分(私)に飛び移ろうとする
シマリスは意外と何にでも興味本位で近づく習性があるので、モグタンの存在に気付くと寄って来てモグタンの近くを行ったり来たりしている感じ。
一度だけお互い体が触れたがどちらも威嚇行為などはなかった。
今回の実験?で分かった事は、シマリスの家の中に入り込んだモグタンは、見るもの嗅ぐもの全てが初めてのものばかりで、また日中という事もあり、すごく不安な気持ちで一杯の様子だった。
あえて安心できるのは自分(私)だけで、だからすぐ私に飛び付いてきたのだろう。
また今回のホワイトシマリスは数匹いる中でも特に頭がいい子でモグタンが私の友である事を判ってくれて、それと同時に部外者のモグタンに対しても冷静な姿勢を崩さないように見えた。
モグタンの近くで餌を食べていても常に警戒を怠らないようで、何かあったらすぐに対応できる柔軟な姿勢をとっているようだった。
しかし夜になるとこの逆のようになるかもしれないが、シマリスとフクモモを一緒にさせて何が怖いかと言うと、フクモモの性質から万が一シマリスにちょっかいを出してシマリスにカブリと噛まれてしまった場合だ。
歯の形状やアゴの力がフクモモより勝る為、一噛みでもしてしまうと華奢なフクモモの体はかなりのダメージを喰らってしまうと思う。
片やシマリスのほうからフクモモを襲う事は殆ど無いと思うが、気性の荒い性質も持っているので全くとは言い切れない。
過去にフクモモがハムスターや体の小さなアメモモを襲ったケースがあるようだけど、シマリスは動きも体付きも体力もハムスターやアメモモより数段上なのでフクモモに襲われて死ぬような事はまずないだろう。
フクモモとシマリスを触ったりしてみる限りでは総合的に力はシマリスのほうが強い気がする。
しかし遊び付きでちょっかいを出すのはフクモモのような気がする。
このちょっかいを出した時にシマリスをまともに掴んでしまうとフクモモが非常に危ない気がする
最後にフクモモとシマリスはあまり仲が良さそうではないので、もし何処かでフクモモや他の動物が一緒にほのぼのとしている光景を見ても、よしうちも試そうだなんて安易な考えで真似はしないほうがいいと思う。
たとえ普段仲が良さそうに見えても、彼らは動物(獣)である事には変わりはないのだから
時には野生の本能が目覚めて思わぬ行動を引き起こすとも限らない
仲が良さそうに見えるのは私たち人間の判断で、実際には動物達がどう思っているのか分からないのだから
もしかすると一緒にされて相当ストレスが蓄積しているかもしれないし、そこが盲点になっているのかもしれない
通常、犬や猫から見れば、フクモモやシマリスはただの獲物としか見てないのだから、種類の違う動物を一緒にさせることはわざわざトラブルの原因を作ろうとしているに過ぎないと思う。
今回ちょっとした実験を試みた私が言うのも説得力に欠けますが、異動物を一緒にさせるのはタブーだというのが私の結論です。
もし同じ家の中で違う動物を飼われるのであれば、その動物の特性などをよく把握して、お互いにトラブルなどがないようにしないといけないと思います。
え〜と
今回の画像はその時にリス小屋で私に向かってジャンプする寸前のモグタンの姿です。
後で見たらとても不思議な写真に撮れてました
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