きんが きょう ごぶのところへ いきました
がんばって がんばって がんばった
さいごまで おりこうで くいしんぼうな きん でした
きのうは しろのたんじょうび
ごぶに 「 お誕生日に しろさんを 泣かせてはいけないよ 」
といわれたのか がんばって がんばって
ほんとうに がんばって くるり くるりと 身をよじっては
何度も何度も 「 ほら だいじょうぶ 」 と まっすぐに目を見てくれた
最期まで おりこうな きんこさんでした
たくさん たくさん 思うことがあります
ごぶがなくなって 6ヶ月と1日
きんさんを ごぶと同じ場所へ埋めてあげる時
ごぶが 真っ白な姿で 迎えに来てくれました
それは ごぶそのものの 真っ白なえらの骨
「 きん きんの大好きなごぶが迎えにきてくれたよ 」
ふたりして かなしい涙と嬉しい涙が 止まりませんでした
でも ほんとに一目で ごぶの姿と重なり しろと救われた気がしました
きんこのお腹の上に ごぶの骨を そっと置き
一緒に隣同士で眠れるようにと ふたり 祈りました
もっと もっと 書きたいのですが
まだ 涙が あふれて止まらなくなくなりそうで
ダメダメさんでは おりこうな きんと ごぶに しかられそうで
きんへの手紙はもう少ししたら 書きたいと思います
きん ありがとう
がんばったね
ごぶが迎えに来てくれてよかったね
きんみたいな優しい眼になれるよう
がんばるな
見ててな
きんさん
目覚まし当番は ちゃびに任せて
ゆっくり ゆっくり
ごぶのとなりで おやすみな
な きんさん
ありがとな きんさん
撮影くろ