今日の目覚めは最悪だった。
十時過ぎくらいに、父から突然電話がかかってきて目が覚めた。まだ頭の中もボーっとしていたので父の言っていることを理解するのにいささか時間がかかった。
父「お前変なことしてないか?」
僕「はぁ!?」
父「30万ってどげしたらこんなことなぁや?」
僕「いや、何のこと?」
どうやら僕の携帯の使用料が30万近くかかっていて心配になって連絡してきたらしい。
僕はそんなに使っていない(たまにMixiやプロ野球速報を見るくらい)のに、父は「お前変なサイトでも見たんじゃないか」と実の息子の言うことを信じてくれない。
一回脳をX線検査してもらえばいいのにとか思いつつも、やはり不安なので請求書の詳細を説明してもらうと金額のほとんどはパケット通信料によるものだった。
そんな馬鹿な‥そんなに使った記憶は無いのに
結局請求書に書かれていた電話番号も僕のでは無かったのでとりあえず疑いが晴れて、父は「これが振り込め詐欺か‥いやぁ巧妙巧妙‥とりあえず警察に連絡してみるわ」などと言いながら電話を切った。
とりあえず疑いが晴れたのでよかったもののかなり不安な気持ちでいたのだが、三時くらいに留守電があって聞いてみたら
「犯人は純也(弟の名前)だったわ。がははは。ではしっかりがんばってください」と入っていた。
意味が分からない‥‥
気になるので実家に連絡してみると、そもそも30万近くの請求は僕ではなく弟ので、しかもパケット定額なので実際の請求額は5000円くらいだった。
この親父はきっと脳をX線検査しても何も見つからない(いろんな意味で)んだろうなと思った。