えー講義を始める。今回は買ってきた金魚を水槽に入れるときの話しだな。
大概の店では、金魚を酸素を詰めた袋に入れてくれるから、それを出来るだけ揺らさないように持って帰りなさい。ちなみに中の酸素は量にもよるがだいたい2日は持つから酸素不足の心配はしなくていいぞ。
それで帰ったら、用意していた水槽に金魚を袋ごと入れてしばらく待とう。待ってる時間は、金魚をしみじみと眺めて我が家に金魚がやって来た喜びに浸るなり、今晩のおかずを考えるなり好きにしてくれ。
大体一時間ぐらい待てば大丈夫だ。いよいよ金魚を水槽に放そう。このとき袋の中の水は買ってきた店を信用するなら水ごと放して、信用しないなら魚だけを放そう。買ってきた店の水槽や池に死んだ金魚がいたなら魚だけを入れるのがおすすめだ。まぁ要するにどうでもいいって事だな。あっ、これは他の教授には言うなよ。
水槽に入れてしばらくはじっとしているかもしれないがそのうちなれてくるはずだ。動かないからと言って水槽をたたいたり、手をつっこんだりするなよ。せいぜいハンドパワーを使うぐらいだな。
それと金魚を水槽に移して三日ぐらいは餌をあげるのは禁止。だめ、絶対!!
ここを乗り越えれば金魚の導入は成功したも同然だ。
次回からはその後の管理の話しだな。しっかり予習しておくように。