えーこれから講義を始める。今回は金魚を飼育する上で必要な物について述べていく。
まず金魚を飼う容器だが、一般的にはガラスorアクリル水槽かプラフネがよく用いられているが、まぁ水が入る物ならば飼育は可能だ。
なに?じゃあ溲瓶(しびん)でもいいんですかだと!!くだらんことを言うんじゃない。そこはモラルの問題だ。
その容器だが、出来るだけ底面積や水量の多い物の方が望ましい。そうすることで水質の変化を少なくすることが出来る。
まぁだから初心者ほど大きい水槽を買った方がいいぞ。どうせ金魚はでかくなるからその方が安上がりだ。
次にエアーポンプや濾過装置だな。水中に酸素を送り込んだり水を綺麗にするのが目的だ。金魚の数が少なければ無くてもいいが、長期間飼うことを考えると絶対にあった方がいい。
エアーポンプとはまぁ要するにぶくぶくの事だな。これに投げ込み式濾過器やエアーストーンをつないで水中に酸素を供給するわけだ。ちなみに投げ込み式濾過器については過去の記事の写真を参考にしてくれ。金魚の後ろに写っている汚いヤツだ。
濾過装置については先に挙げた投げ込み式の他に上部式と底面式と外部式があるが、どれを使うかは個人の判断に任せることにする。
最低限これだけあれば金魚は飼えるぞ。
その他には、魚を掬う網と水替え用のバケツがあるといいな。てか無いと困るぞ。
蛍光灯や水温計、ヒーター、カルキ抜きなんかもあると便利だな。ちなみにヒーターを買う時は水温調節が出来る物か、サーモスタットを一緒に買いなさい。でないと金魚の煮物を作ることになるぞ。
もちろんやりすぎは論外だが、流木や水草、砂利とかのレイアウトは好きにしてくれ。ただし砂利は洗うのがめんどいし、水草は多分次の日にはボロボロになってるだろうけど。金魚自体が最大のレイアウトだと言うことを肝に銘じておきなさい。
まぁこれらの物を予算の許す範囲で準備しておきなさい。
今日の講義はここまで。次回から金魚の導入の話しだな。ちゃんと予習しておくように。