学生だった頃に実家でシマリスを飼っていました。
その頃は実家を離れて学校に通っていた為、お盆休みや正月休みの時期にだけ実家に帰るような生活でした。
毎日会って世話をしているわけではないのですが、それでも顔を合わせる度に近寄ってくれて嬉しくなったものでした。
一人寂しい気持ちになって泣いてしまった時も、寄り添うように居てくれました。
シマリスは2匹いて、2匹共同じゲージに入れて育てていました。
私としては、癒しを与えてくれるかけがえのない存在でしたが、同時に笑いの存在でもありました。
それはご飯を食べる時間になるとやってきました。
専用の餌箱を用意すると、シマリス達は一瞬動きがぴたりと止まります。鼻をひくひくと動かします。
どれだけ運動していたとしてもです。
そして私が餌箱に餌を入れ始めると、また運動を始めます。
餌が詰め終わり、餌箱をゲージの近くへ持って行きます。
そうすると運動が次第に激しくなり、そのせいかゲージの壁に衝突したり、シマリス同士でぶつかったりします。
その度によろけてしまうのですが、当の本人達は当たったことも何のそので、また同じように運動をし、ぶつかってよろけるの繰り返しです。
真剣な様子なので、それがおかしくて愛しくてたまりませんでした。
天国へ逝った後も時々その事を思い出し、笑ってしまうこともあります。
本当に可愛らしい子達でした。
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