ゲンゴロウは水に住む昆虫。
もちろん私も知っていますが、実際に野生のもの見たことがありません。
以前確か学校の水槽で飼っていた事があるように思います。
ただこのゲンゴロウ、最近は幻の虫になりつつあります。
ゲンゴロウが減ってしまった原因は、
畑や水田での農薬の使用や
水路などがコンクリートになってしまったことなどが
思いつきますがそれだけではありません。
実は1番減少に影響しているのは、
もともと日本にはいない外来種の影響なんだそうです。
ブラックバス、ブルーギル、アメリカザリガニなどが
侵入した池ではゲンゴロウは姿を消してしまうんだとか。
あめりかザリガニに至っては水草までなくなってしまうんだそうです。
アメリカザリガニと言うとかなり身近なイメージなんですが、
そのアメリカザリガニが
生態系に深刻な被害を出すものになっているとは知りませんでした。