最近水槽の中に入れているヒーターのゴム部分に、白いカビのようなものが付着しています。
この白いカビのようなものは、見方によっては藻にも見えるくらい徐々に成長して行き、最近ではフワフワと漂っています。
たぶんカビなのかなと思い、金魚に害がありそうなので昨夜ヒーターを取り出して除去しました。
取り方は水道の水を流しながらブラシで軽く擦るだけで簡単に取れました。
しかしまた再発する可能性が高そうなので、原因とその得体の知れない物体が何なのかを調べてみると、意外な答えが見つかりました。
まず白いものの正体ですが、水道水に含まれる有機物の結晶のようなものらしいです。
ですので金魚や熱帯魚などの魚には害は無いとの事です。
そしてエビ類(特にミナミヌマエビ)なんかは好んでそれを食べるとの事でした。
意外でした。
だって水道水の結晶と言えば、色は白色で同じですが、固くて頑固なイメージがあったからです。
ですので、まさか水道水に含まれるものだとは思いもせず、カビだとばかり思っていました。
金魚を飼っていると、思いもよらぬ発見があるものですね。
それで早速ミナミヌマエビが金魚と一緒に入れても大丈夫かなど調べてみたら、残念ながらと言いますか、やはりと言いますか、金魚はエビちゃんを食べてしまうとの事でした。
ただ金魚が小さいうちなら入れても大丈夫なようです。
しかし、ミナミヌマエビにはヒルのような寄生虫が付いている事があるらしいので、その辺も注意しなければなりません。
寄生虫の駆除は、水槽に入れる前にエビを高濃度の塩水に漬けると良いらしいのですが、その時にエビも死んでしまう事があるらしいので、難しそうです。
ですので私は諦める事にしました。
ちなみにミナミヌマエビの体長は2〜3cm程度で寿命は1年程度です。
繁殖は比較的簡単らしいです。
ですので別の水槽で繁殖させつつ、金魚の水槽に入れてお掃除させても良いかもしれませんが、少し面倒ですね。