前回の記事で予告していた事件についてです。
まずは画像から
これ何だか分かりますか?
って先にタイトルに書いてしまってますが「ウオジラミ」(正式名称:チョウ)です。
こやつは出目金のチビクロの右目に寄生していました。
実は2〜3日前からチビクロの目の上にキズがあることに気づいていたのですが、その前日に外掛けフィルターの吸い込みパイプと水槽の間に挟まれて身動きが取れない状態になっていたので、その時についた傷だとばかり思っていました。
それがキズではなく、ウオジラミとは思いもせず・・・。
これがウオジラミだと気づいたのは、60cm水槽に移した直後です。
小さな水槽の方には照明がついて無いので少し暗かったのですが、60cm水槽には蛍光灯がついているので、ゴソゴソと動くウオジラミを確認できたという感じです。
はじめて見たので、これが何の生き物か分からなかったのですが、寄生虫であることは間違いなさそうなので、毛抜き(ピンセットが無かった)で何とか剥がす事に成功しました。
毛抜きで強引に剥がしてティッシュの上に置いたので、画像の個体は少し潰れているかもしれません。
その後書籍で調べて、これがウオジラミと確認し、他の金魚にも寄生してないか念入りに調べましたが、大丈夫なようでした。
それから、ふと気になることも思い出しました。
金魚たちを60cm水槽に移すときに、ヒーターも移動したのですが、その時ヒーターをちゃんと洗ったつもりだったのですが、水槽に入れた後に汚れが残っていることに気づいたのです。
その写真がこれです。
まさかとは思いましたが、もしもこれがウオジラミの卵だったら大変なことになるので、すぐに取り出して除去しました。
一粒の大きさは測ってませんが0.3mm程度だと思います。
非常に小さいです。
そして、それらの粒は膜か粘液か分かりませんが、全部が繋がっており、爪で触ってみるとかなり頑丈にヒーターに付いていました。
少し力を入れると、全体がパリパリと剥がれて取ることが出来ました。
ネットで調べてみたら、近似種の
チョウモドキの卵に似ているので、間違いなくウオジラミの卵だったのでしょう。
それから数日後。
出目金のチビクロは死んでしまいました。
ウオジラミが直接の原因かどうか分かりませんが、だんだんと衰弱していき、そのまま回復することはありませんでした。
もしかしたら吸血された傷口から二次感染したのかもしれません。
ウオジラミは初めての経験でしたが、もっと何かしてあげれたような気がして、とても残念でなりません。