金魚の塩水浴の濃度は0.5%程度で良いと言われています。
これは金魚の体液の濃さと同等程度らしく、浸透圧の関係で体力の消耗や負担を減らす事が出来るらしいのです。
要するに金魚の体液が水に溶け出さないので、体の負担が少なくなると言うことのようです。
例えば水の場合は、金魚から少しずつ魚のダシが水に出ているのが、塩水の場合は出ないといったイメージです。
さて前回の日記でも書いたように白点病の疑いがありましたので、7月24日に0.5%の塩水浴を開始しました。
そして7月28日に半分の水を交換して0.25%に、8月1日にもう一度半分交換して0.125%になっています。
まあ正確には半分交換できていませんので、濃度はおおよそですが。
このように徐々に交換したのには訳がありまして、急激に水質を変化させると金魚の負担が大きく弱ってしまうかもしれないと思ったからです。
本来は塩分濃度をあげる場合も、徐々に上げる方が良いです。
私の場合は食塩を使用していますが、岩塩の方が水に溶けにくいので徐々に塩分濃度が上がると思います。
しかし普通の家庭に岩塩はありませんし、食塩なら手軽に手に入りますから私は食塩を使用しております。
徐々に濃度を上げたい場合は、食塩の投入を小分けにすればよいと思います。
うちのクロちゃんの様子ですが、塩水浴の前後で特に変化はありませんでした。
グリーンFを入れたときも変化無しだったので、もしかすると病気ではないのかもしれません。
それならその方が良いのですがね。