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体温計

皆さん体温計ってどんなものを使っていますか。

私が小さい頃は今では懐かしい水銀計でした。

手で一旦振って温度計の値を下げてから使うのですね。

水銀はもし割れて口に入ったりしたら声が出なくなると聞かされましたが

本当でしょうか。 おっかなびっくりに口に含んで、噛んで割って

しまわないように気をつけたものです。

一旦上昇した体温計の値が冷めても下がらないようになってるのは

優れものですよね。

でも最近はデジタル表示のものが主流ではないでしょうか。

それも1分以内、早ければ数十秒でピッと鳴ってもう体温が

計れています。

実際には体温とほぼ同じ温度に上がるまでもっと何分もかかる

はずですが、温度上昇の具合を計算して先読みして体温を

予測表示してくれるのですね。まったく技術の進歩とはすごいです。

昔の体温計の水銀で人体に被害を起こす事故があったとは記憶が

無いですが、やはり水銀自体が身体によい物質ではないことから、

体温計メーカーも脱水銀に取り組んだようです。

短時間に体温が計れるだけでなく、電気で動くようにするうえで

開発には以前とは異なる色んな問題が起きたようです。

例えば病院でよく使われるため、消毒液に浸けても大丈夫なように

防水性を確保したり、使わうときだけ電源が入って、しかも

スイッチを操作する煩わしさが増えないように自動スイッチに

したり、今までのように体温を計り直す時に手で振って温度を

リセットする仕組みであるとか、あの小さな体温計の中には

色んなアイデアがたくさん詰まっているのです。

たかが体温計、されど体温計です。

今度熱を計るときは、そんな技術の粋であることをちょっと

思い出してみて下さい。

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